一般社団法人 長野県新聞販売従業員共済厚生会

滞在日記 8/3同行記者の報告              

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ワシントンからニューヨークへ
 見知らぬ土地で、見知らぬ人に声を掛け、自分が考えた質問をぶつける(しかも英語で)。学生記者のみなさんの姿がまぶしく見えます。
 午前中はワシントンDCで、ニュースやジャーナリズムの博物館「NEWSEUM(ニュージアム)」を訪れました。米国のジャーナリズムや「自由」の歴史が、工夫された展示でたどれます。1時間弱の自由時間には、自分のテーマで来場者に取材もしました。
 タイトなスケジュールで精力的に活動する学生記者20人。5時間かけてニューヨークへと向かうバスの中では、随行している竹内先生のリードでワークショップが行われました。それぞれが試して成功した取材のこつを共有したり、描写力や相づち力をアップさせる特訓をしたり。残りの時間も、次の取材に向け、コーディネーターの千晶さんや竹内先生、島倉先生に質問して、大人を眠らせませんでした。
 渋滞にはまったものの、ほぼ定刻通りにニューヨークへ到着しました。ロックフェラーセンターにある展望台「トップ・オブ・ザ・ロック」からマンハッタンの夕景を眺めました。不夜城タイムズ・スクエアの喧噪の中にも身を置きました。

DSC_0013.jpgニュージアムからペンシルベニア通りを眺める。正面奥は議事堂ですDSC_0030.jpgニュージアムに大統領選のコーナーがありましたDSC_0061.jpgNYへ移動するバス車内では次の取材に生かすワークショップがありましたDSC_0098.jpgNY到着後、早速ロックフェラーセンターの展望台「トップ・オブ・ザ・ロック」に

DSC_0108.jpgタイムズ・スクエアで記念撮影

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中学生・高校生派遣感想

girl_icon2016.png花立 ひなた(文化学園長野中学3年・長野市)
今日は約5時間かけて、ワシントンDCからニューヨークへ大移動をしました。取材も前半戦が終わり、後半戦に突入します。最後まで自分のやるべきことを見失わず、自分の成長へつなげられる取材旅行としたいです。
boy_icon2016.png松島 圭佑(中野平中学2年・中野市)
自分はアメリカの新聞について記事を書きたいと考えています。今日はニュージアムでその取材をしました。先生から頂いたアドバイスを生かして考えた質問ができました。特集紙面用の記事のおおまかな形を思い描くことができました。
boy_icon2016.png小川 真(第四中学3年・上田市)
今日は、ニュージアムを見学した後、バスでニューヨークに向かいました。車内では、竹内先生のアドバイスやほかの人の取材方法を聞けて、とても参考になりました。今日は取材ができなかったので、明日また頑張りたいです。
girl_icon2016.png萩原 日和(御代田中学3年・御代田町)
ニュージアムで黒人の方に白人から差別を受けたことについてどう思うか聞きました。「それは悲しいことだ」と答えると思っていましたが、「そのことがあるから、社会は進む」という答えでした。世界には、異なる考え方があることを知りました。
boy_icon2016.png矢口 駿太郎(松本秀峰中学2年・松本市)
ニュージアムという博物館で9・11のことを取材し、若い人の意見を聞くことができました。この取材で自信がついたので良かったです。ギフトショップでは、大統領選挙の候補者2人の頭をかたどった人形を買いました。良い物を買えて満足してしまいました。
girl_icon2016.png小林 思音(豊科北中学3年・安曇野市)
ワシントンDC最終日。ニュージアムは、報道の歴史を多くの展示で表現していて興味深かったです。ニューヨークへの移動後、トップ・オブ・ザ・ロックとタイムズ・スクエアへ行きました。写真では分からない圧倒的な景色でした。〝眠らない街〟の意味がよく分かりました。
girl_icon2016.png山本 優菜(仁科台中学2年・大町市)
ワシントンDCとはひと味違う、眠らない街ニューヨークに到着しました。ビル群の雑踏に紛れながら、明るくパワフルな景色を眺めることができました。この摩天楼でさらにインタビューをして、DCとの違いをリサーチしたいです。
girl_icon2016.png實吉 恵(諏訪南中学2年・諏訪市)
ニュージアムでテロについて質問しました。テロは恐ろしいと思っている人が多かったです。NYCへのバス移動5時間は、みんなと楽しくおしゃべりしたり、外の景色をリポートしたりして、とても楽しく過ごせました。
boy_icon2016.png原 総吾(飯田西中学3年・飯田市)
ニュージアムでは東京に住んだことがあるという女性にインタビューができました。日本の話もすることができてうれしかったです。ニューヨークでもたくさんの人と話をしたいです。
girl_icon2016.png金子 詩奈(阿智中学2年・阿智村)
ニュージアムはかなり見応えがありました。特に9・11でなくなられたジャーナリストの遺品が印象的でした。その方は亡くなる直前まで被害の様子を撮影していたそうです。亡くなってしまった今も、この方の思いは確実に私たちの心に響いています。
girl_icon2016.png堀 由依(長野日大高校1年・長野市)
ニュージアムにて、予想外の取材ができました。9・11の特設コーナーがあり、そこから話を広げてみました。中には「つらくて何も言えない」とおっしゃっていた方もいました。あらためてこの事件の残忍さを痛感し、私自身も切ない思いをしました。私のメーンは明日です。できる限り多くのアメリカ人の思いを受け止め、吸収したいです。
girl_icon2016.png中村 真美子(長野高校2年・長野市)
バスでの長時間の移動中に、これまでの活動を振り返ることができました。取材する時に「ゆっくり話してほしい」と伝えるなどのこつを共有しました。明日から、これらのことを忘れずに、より多くの人に取材して、相手とのコミュニケーションを楽しみたいです。
boy_icon2016.png小林 晃大(上田高校2年・小諸市)
今日は、最後にタイムズ・スクエアに行きました。一歩足を踏み入れるとそこは別世界。人であふれ、光り輝く街並みがありました。私は感動しました。同時に「ここまでやるのか」と、電力の無駄も感じました。
girl_icon2016.png永井 優(野沢北高校1年・佐久市)
ニュージアムでは報道によって伝えられたベトナム戦争の様子を知ることができました。悲惨な写真が多くあり、あらためて戦争をしてはいけないと痛感しました。FBIのコーナーでは、初めて見るものがたくさんありました。
boy_icon2016.png田邉 博智(松本工業高校2年・松本市)
ワシントンDC最終日でした。今日はほぼバスの中でしたが、竹内先生のお話を聞いて、気付かされたことがあります。私たちは取材で来ているのだから、もっと視野を広げ、周りを見るということです。明日からの後半戦は、これを意識して頑張りたいです。
girl_icon2016.png佐藤 澪(豊科高校2年・白馬村)
今日行った場所で一番心に残ったのはニュージアムです。ベトナム戦争や9・11のショッキングな写真にはとても心が痛みました。そして、うれしいことに、今日初めて取材が成功しました。みんなより5歩ほど遅れての取材スタートになりますが、内容の濃い記事が書けるよう頑張ります。
boy_icon2016.png堀 尚裕(長野工業高専1年・南木曽町)
ニュージアムには多くの資料がありました。その中でも、9・11の展示には涙が流れそうでした。それほど心を打つ報道でした。ニューヨークへの移動時間はコミュニケーションの練習ができて有意義でした。
girl_icon2016.png小林 愛実(諏訪清陵高校2年・茅野市)
ニューヨークに入りました。ワシントンDCとは一転してとても騒がしい都市です。高いオフィスビルが並ぶ様子からは新しいアメリカの一面を学びました。特にタイムズ・スクエアでは人の様子、雰囲気を肌で感じることができました。
boy_icon2016.png中川 泰成(伊那北高校2年・伊那市)
今日はニュージアムに行き、ニューヨークに移動しました。ニュージアムでは、過去の事件の記事に考えさせられました。その後見たニューヨークの夜景には感動し、まさに心を洗われました。明日に向けて気を引き締めたいです。
girl_icon2016.png細田 智香(伊那西高校2年・駒ヶ根市)
ニューヨークまでの移動時間でいろいろなお話がありました。「1人の意見だけで記事を書こうとしない」「移動時間でさえ、取材の一部」。どんな場面でも貪欲な姿勢で知ろうとすれば、新しい発見があり、自分が知りたかったこと以上のことを知ることができるはずです。あと3日、悔いが残らないように。

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