滞在日記 8/2同行記者の報告
アメリカ滞在の2日目
朝7時から夜8時すぎまで、盛りだくさんの一日でした。
連邦議会議事堂は厳しいセキュリティー検査を受けて入場し、すべて英語のガイドツアーに参加。連邦議会や政治の歴史を学びました。また、カーク上院議員(共和党、イリノイ州選出)の事務所を訪ね、スタッフの1人にインタビューをしました。学生記者から質問が途切れることはなく、銃規制、人権、オバマ大統領への評価など広く深い内容になりました。国立自然史博物館の見学、ゲストを招いた昼食会をはさみ、午後は大統領選の民主党候補に決まったヒラリー・クリントン氏の選挙事務所を訪問。21歳、22歳の女性が選挙活動を説明してくれ、ここでも学生記者から次々と質問が出ました。
スーパーマーケットでは日本へのお土産を探しました。値札からお得な商品を見つけるなど、結構な買い物上手でした。
夕方、同世代であるガールスカウト、ボーイスカウトとの交流会は、とても楽しい経験になりました。中盤、持参した千代紙や手ぬぐいなどをプレゼントし、その使い方、折り紙の折り方を教えていました。「英語が聞き取れない」「話せない」と諦めることなく意思疎通を取っていました。終盤、「大統領、または首相だったら、最優先させる政策は何か」というテーマで討論もしました。
あすはニュースの博物館「ニュージアム」を訪れた後、5時間かけてニューヨークへ向かいます。
連邦議事堂内を見学しました。着けているヘッドセットから流れてくるのは日本語ではなくガイドさんが話す英語。ヒアリングの勉強になりました上院議員のスタッフにインタビューしました。共同通信社の木下支局長が通訳してくださいましたクリントン氏のバージニア州選挙事務所を訪ねました。説明してくれたインターンの女性と記念写真席が隣同士、折り方を教えて鶴を完成させまし
中学生・高校生派遣感想
花立 ひなた(文化学園長野中学3年・長野市) |
今日はワシントンを発つ前日でした。取材が中心で、昨日より気力、体力が奪われる日だったと思います。その中で、英語が伝わる喜び、安心感が自分を奮い立たせてくれました。明日からのニューヨークの取材も頑張ります。
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松島 圭佑(中野平中学2年・中野市) |
今日は国立自然史博物館で多くの方に取材ができました。自分から積極的に取材したおかげで、アメリカの新聞とそれを読む人々について詳しく理解できました。明日のNEWSEUMでも積極的に取材したいです。
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小川 真(第四中学3年・上田市) |
今日の取材で一番印象に残ったのは、ガールスカウトとの交流です。相手の英語が聞き取れなかったので、取材は筆談でしました。ただ隣の人とは少しだけ英語で会話できたので、うれしかったです。
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萩原 日和(御代田中学3年・御代田町) |
今日はとてもハードなスケジュールでした。一番楽しかったのはガールスカウトとの交流会です。最初はとても不安でしたが、分かりやすい英語で説明してくれたので理解することができました。明日もたくさんのことを学びたいです。
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矢口 駿太郎(松本秀峰中学2年・松本市) |
スーパーマーケットで、みんなが驚くほど買い物をした。学校へのおみやげに(菓子)40個入りを買ったり、塾やピアノ教室の分など自分以外のお土産を買ったら、爆買いになってしまったのです。日本に帰ったら、買い物に気を付けたいです。
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小林 思音(豊科北中学3年・安曇野市) |
ガールスカウト交流会は本当に楽しかったです。言葉が通じない時も、ジェスチャーやイラストで伝えることができました。私が今回楽しみにしていた自然史博物館は時間が足りなくて満足できなかったので、自立したらまた来ます。
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山本 優菜(仁科台中学2年・大町市) |
今日は自然史博物館で助言をいただきながら、多くの人にインタビューができました。興味深い意見や鋭い考え、さらには予想もしなかった答えが返ってきたため、充実した取材と成りました。明日の取材にもつなげていきたいです。
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實吉 恵(諏訪南中学2年・諏訪市) |
自然史博物館で私のメーンの「動物と人間の共生について」の質問ができました。米国では日本よりも多くの動物と関わることを知りました。ガールスカウトとの交流会では、折り紙をとても喜んでくれた。クッキーがとても甘くて…でした。
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原 総吾(飯田西中学3年・飯田市) |
ガールスカウトとの交流会がありました。同年代のアメリカ人と話すことができてよかったです。インタビューをした全員が社会問題や課題について自分の意見を持っていて、すごいと思いました。
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金子 詩奈(阿智中学2年・阿智村) |
スーパーマーケットでは野菜コーナーを中心に取材しました。そこの野菜はどれもみずみずしい。よく見るとスプリンクラーのようなものから水が滴っていることに気付きました。量り売りのアメリカだからこその工夫に驚かされました。
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堀 由依(長野日大高校1年・長野市) |
今日は、私の気持ちを一番重たくしていたガールスカウトとの交流会がありました。結論から言うと、自分がなぜそう感じていたのか思い出せないほどに充実していました。それは自ら英語を発し、話題をつくり、〝会話〟をしようという自分の意識のおかげであったように思います。現段階での自分の英語力に自信を持てた一日となりました。
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中村 真美子(長野高校2年・長野市) |
ガールスカウトたちはとてもフレンドリーでした。分からないことや相手の意見を質問すると、丁寧に答えてくれました。討論ではスピーディーに意見を交わすなど自分の考えをしっかり持っていると感じました。
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小林 晃大(上田高校2年・小諸市) |
「自分の意思を持ち伝えること」。これは非常に重要です。自然史博物館で「オバマ大統領の広島訪問」について同年代の男性に質問しました。すると即座に意見を述べてくれました。ガールスカウトでも同じことを感じました。自分を見つめ直し、意見を持つよう頭を使いたいと思いました。
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永井 優(野沢北高校1年・佐久市) |
ガールスカウト、ボーイスカウトとの交流会で、同世代の人たちと一緒にゲームをしたり、討論をしたりして楽しめました。彼らが積極的に話し掛けてくれ、自分の意見をしっかり持って言えることに驚き、感心しました。
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田邉 博智(松本工業高校2年・松本市) |
今日はとても英語に触れた一日でした。とても充実していましたが、同時に自分の英語能力の低さに気付かされました。ガールスカウトで周りの子がコミュニケーションを取ってくれるのに、うまく返事ができず、悔しいです。この悔しさを生かし、成長したいです。
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佐藤 澪(豊科高校2年・白馬村) |
待ちに待ったガールスカウトとの交流会。同年代の子たちと話せるのがとても楽しみでした。しかし、実際に会ってみるとなかなか話が聞き取れない! 悔しかったです。自分の言いたいことを整理して、積極的に声を掛けていきたいです。
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堀 尚裕(長野工業高専1年・南木曽町) |
今日は大統領選関連の取材をした。私のテーマは人権に関わることで、良いインタビューができた。ガールスカウトとは活発にコミュニケーションをすることができたので、今後の取材活動に自信を持つことができた。
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小林 愛実(諏訪清陵高校2年・茅野市) |
議事堂、大統領選候補者の選挙事務所、ガールスカウト交流会など私の取材テーマに関連した場所に行くことができました。多くの立場の人から意見を聞くことは勉強になり、何より面白かったです。特に交流会で、女の子がトランプ氏を中傷する落書きをしていたことが印象に残りました。
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中川 泰成(伊那北高校2年・伊那市) |
今日は政治関連の取材が二つと国立自然史博物館を回り、ガールスカウトとの交流会へ行きました。昨日はできませんでしたが、今日は自分のテーマについて取材ができました。アメリカの方との対話を多く取れた一日でした。
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細田 智香(伊那西高校2年・駒ヶ根市) |
今日は英語に多く触れた日でした。連邦議事堂の案内も、ゲストとの食事会も、ガールスカウトとの交流会も「英語が理解できれば、もっと質問できたかも。もっと知れたかも」と後悔しました。今からでは遅いですが、今できることは精いっぱいやって、悔いは残らないようにしたいです。
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