滞在日記 7/29同行記者の報告
首都ワシントンで取材スタート
中高生記者は7月29日、首都ワシントンの米連邦議会議事堂から取材を始めました。議員会館では、下院議員スタッフら3人に、核問題や銃規制などについて質問をぶつけました。国立公文書館、リンカーン記念堂、ホワイトハウス前も訪れ、インタビューに挑戦。断られたり、英語をうまく聞き取れなかったり、最初は苦労した記者も多かったと思います。でもこの1日だけで、取材力が格段にアップしているのを感じます。きょうの経験を振り返り、あすに生かしましょう。
米連邦議会議事堂から取材スタートさっそく警官に突撃取材する猛者も米連邦議会議事堂の見学ツアーでは、壁画などを見上げました
議員会館では、核問題や銃規制などについて、下院議員スタッフらに質問をぶつけま
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中学生・高校生派遣感想
山岸 真結 |
「今日がんばって5人に聞こう」と言われて最初に温厚そうなおばあさんに子どもの不登校について聞いた。質問をするところまではまあまあだったが、熱心に答えてくれるのに聞き取れず、リスニングをがんばろうと思った。議員スタッフの方との話を通訳して下さった方や、大槻先生らの英語ペラペラの姿を見て、私もあんなふうになりたいと感じた。
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太田晴一朗 |
今日の議員スタッフとの交流で、私は直接英語で平和と核兵器についての質問をしました。分かりにくい英語ではあったかと思いますが、議員の方々は理解し、答えてくれました。学問として英語を今まで学習してきましたが、本来国を越えて人と人をつなぐツールであるのだと感じ、英語に対する価値観が大きく変化した1日でした。
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内藤 采嶺 |
今日は連邦議会議事堂で女性の権利について学んだ。日本では今課題となっている女性の権利も、グローバルなアメリカはもうあるのではないかと考えていた。しかし、議会にいる女性と男性の割合が同等でなかった。まだまだ解決すべき所があると感じている人もいた。意外と知らなかったアメリカの事実、もっと探してみたい。
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高橋 雄基 |
いよいよ本格的な取材が始まりました。インタビューをすることに対してあまり良い反応をしてくれない人もいて、焦りましたが、その分得たものもたくさんありました。この得たものをたくさん積み重ねられるよう、焦らずに怖がらずにインタビューにチャレンジし、良い記事が書きたいです。
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河西俊太朗 |
自分が思っていたよりも、取材できた印象だった。慣れない土地、言葉は想像以上に大変だ。でも、素直に応じてくれる人、最初は退屈そうだったのに、最後には心を開いてくれる人もいた。正直、驚いた。自分を閉ざして、最初はうまく質問できなかったことが少し恥ずかしい。明日から、時間があったら、ほんのちょっとでも話を聞くようにしたい。
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甘利 胡春 |
今日は取材ざんまいの一日でした。どこへ行っても、食事中も取材!「記者」という実感がわいてきました。初めての取材、そして英語での取材という事にとても緊張しましたが、何とか乗り切ることができました。取材中、少しでも会話が続くと、外国人の方と会話をしている!と思い、うれしくて楽しかったです。
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国枝蒼太郎 |
今日は目標である10人の人に取材することができました。英語で話しかけるのは緊張しましたが、優しい人達が多く自分の英語が伝わった時はとてもうれしかったです。一方で伝える難しさを感じる場面も多くあり、英語力を更に向上させていきたいと思いました。
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富永 真悠 |
アメリカに来て初めての取材の場でした。最初に声をかけた時は断られてしまい、不安になりましたが、何度もトライすることが大事なんだと感じました。と同時に、自分の語彙力のなさも痛感しました。それでも、挑戦することを忘れずに自分の聞きたい情報を上手く聞き出せるように、常に笑顔で何度でもトライしていきたいです。
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宮嶋 佑月 |
初めての取材がありました。地球温暖化について取材しましたが、初めてなので上手くいかずに、先生方に助けてもらいました。取材した方が、ちょうど環境問題に取り組む活動から帰ってきたところで、地球温暖化防止のため、自分たちのしている取り組みを話してくれました。先生方に助けていただき、取材することができました。
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池上 史桜 |
本格的な取材が始まってきた二日目は、リンカーン記念堂、ホワイトハウス前で取材をしました。一発目に取材をした方が家族連れでしたが、とてもわかりやすく単語で教えてくれ人柄の良さにすごくありがたみを感じました。取材は緊張から始まりましたが、初取材にしては頑張れた気がします。この調子で頑張りたいです!
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塚田 彩音 |
特別取材での最先端で働く3人の方の意見は貴重な物となった。その中の一人の女性スタッフは、「母親の立場としては、銃規制について支持できない」と言っていた。自分のテーマに対して自分が考えていた思いと違っている面が多くあり勉強になった。現地の人が取材に快く応じてくれてうれしかった。充実した一日になった。
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滝沢 美旺 |
初めての取材は反省点が多く見つかった。質問の意図を正確に相手に伝えること、答えてくれた英語を正確に聞きとること。想像以上に難しく明日からの課題となった。また取材を通して自分のテーマは同世代の方に共感してもらえることに気づいた。今日の反省点を生かし明日の交流会を充実させたい。
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武田 朋己 |
情報が錯綜する時代において、どのようにすれば正確な情報を選択することができるのだろうか。私は議員スタッフにそう質問をした。「テレビは消そう。地方紙や公共ラジオを見聞きしよう」。議員スタッフはそのように回答をした。偏向報道の少ないメディアから真実をつかみ取る事。それが、これからの時代を生きる我々に求められるのだろう。
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渡部日向子 |
「今話しかけたら迷惑かな」。この気持ちが頭に浮かんだら、学生記者失格だなと感じた2日目のアメリカだった。いよいよ取材が始まり記事を書くための意見を集める中で、記者は躊躇(ちゅうちょ)しては何もできないと改めて分かった。たくさんの人に取材して話した人だけが自身の成長を感じることができる。記者はとても面白い。
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松倉 遼佑 |
いよいよ今日から取材!連邦議会議事堂や国立公文書館の見学。リンカーン記念堂やホワイトハウスで取材をしました。実際に話しかけてみると微妙なニュアンスの違いがあったり、相手が話していることが上手く聞きとれなかったりと困ったことだらけでした。まずは、相手に「伝える」ということを意識して明日に備えたいです。
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宮崎あずさ |
今日はいよいよ取材が始まった。アメリカは日差しが強く、外と室内との温度差が尋常ではなかった。過密なスケジュールのなか、連邦議会議事堂やホワイトハウス、議員会館などで取材をした。議員会館での取材の時、私は耐えられない眠気におそわれた。時差ぼけは3時頃がピークだとのこと。時差ぼけを体感した1日だった。
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窪田 珠梨 |
朝、意外にすんなりと起きることが出来た私は、異常なまでに元気だった。休む間もなく友達に話しかけ、その勢いで議員スタッフの方や自由取材の相手にも、積極的に質問することができた。英語が伝わらず苦戦することもあったが、最後には聞きたかったことが全て伝わり、とても達成感があった。明日も時間を見つけてたくさん取材したい。
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桐生 悠雅 |
今日から取材が始まった。思い切って聞いたおかげで相手も考えを語ってくれた。しかし、英語を聞き取れず、一部分からなかった。日本人への取材では、今まで調べたことをもとに聞き、貧困の現状を知ることができ、今のアメリカについての理解が深まった。知りたいと思ったことはすぐに取材して記事を分かりやすくしたい。
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上島あや菜 |
今日はワシントンD.Cの主要な施設に行き、取材を行った。断られてしまう事もあったが、ほとんどの人が快く取材に応じてくれてアメリカ人の優しさを感じられた。下院議員スタッフの方や共同通信社の皆さんとの懇談では政治や経済といった少し難しい話題についても率直な意見を聞くことができた。多くの事を学べた一日だった。
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石巻 顕 |
「時差ボケないわ」。なめていた。昼すぎになって急にくる睡魔、そして暑い外と寒い室内、疲れた。しかし、取材の挨拶で聞かれる、「How are you」にファインで応えて、自分に言い聞かせていた。優しく応えてくれる現地民(デンマーク人もいたが…)に感謝。はじまったばかりだ、全力で楽しみたい。
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