一般社団法人 長野県新聞販売従業員共済厚生会

取材報告

佐藤 さくら (遠山中学3年・飯田市)

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「トランプめぐる意見さまざま」
 大統領選挙中から、その言動に注目を集め続けているトランプ氏について、私は取材した。トランプ政権を支持するか支持しないか聞くと、支持しない人からは、移民を排除しようとしているという理由や人種や宗教で差別しているという意見が聞けた。
支持する人もいた。その理由は「トランプはアメリカをより良くしようとしている」「アメリカのために何かしようとしてくれている」ということだった。
 また、他国の人にも取材できた。ニュージーランドの男女は「トランプはエンターテインメント。報道されると面白い」。メキシコ人女性は「メキシコの移民を排除しようとしていて、いい気分じゃない」と話してくれた。
 ニューヨークに住む私たちのガイド、サカモトさん(53)にも聞いた。「ニューヨークは『移民の街』。仕事も多い。だから大半がトランプ不支持」と言う。一方で、状況が違う地方では、「移民に来てほしくない」というトランプ支持者が多いと傾向があると解説してくれた。「意見は違っても敵味方ではない。お互いを尊重することがアメリカ社会で大切なこと」と教えてくれた。
 私はさまざまな意見が聞けて視野が広がったと思う。自由の国アメリカが今後、どうなっていくのか見守りたい。


「戻ってきたタブレット」
 「犯罪が多く治安が悪い。人も接しにくい」。渡米前、私が抱いていたアメリカの印象だ。滞在4日目の夜のこと。ミュージカル鑑賞の後、コンビニに寄ってホテルに戻った。部屋で一息つき、荷物を整理していたら、タブレット端末がない。コンビニに置き忘れたことに気付いた。
 焦った。きっと誰かが持っていってしまう。タブレット端末には今まで撮った写真が入っている。そもそも、母親の知人に借りたものだ。急いで派遣団長に話し、来たばかりの道を2人で走って戻った。
 コンビニに着いて、タブレット端末の忘れ物はあるかと確かめると、返事は「Yes」。店員さんが笑顔でタブレット端末を渡してくれた。
 ホテルに戻って話すと米在住の日本人コーディネーターが「奇跡だよ。普通、誰かが持っていっちゃうもの」と喜んでくれた。治安は悪くても優しい人が何人もいたのだ。
 滞在を振り返ると、取材や訪問先などでも優しくフレンドリーな人がたくさんいた。不注意は禁物。でも、先入観で人を見てはならないことは忘れないでいたい。 

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