滞在日記 8/1同行記者の報告
連邦議会議事堂、日系人強制収容の特別取材
取材2日目は、人や歴史に触れる場面が多くありました。
連邦議会議事堂ではガイドの方の案内と説明で、アメリカの成り立ちや民主主義を築いてきたという気概などを感じることができました。
アメリカ歴史博物館では第2次世界大戦中の日系人強制収容について特別取材。日系3世のジョン・トベさんから話を聞き、取材しました。現在のアメリカが抱える問題とのつながりも見えました。
スーパーにも寄って買い物をしました。おすすめ商品を選ぶ人、支払額をうまく抑える人・・・お土産の荷造りが課題として浮上した人もいるそうです。
現地のガール・スカウト、ボーイ・スカウトとの交流会では楽しいゲームや書道、浴衣の体験を通して、すっかり仲良くなりました。あちらこちらで記念写真を撮る姿がありました。
明日はNewseum、国立自然史博物館の後、バスでニューヨークへ向かいます。
日系3世のジョン・トベさんに取材する中高生記者たち米連邦議会議事堂でも厳しいセキュリティーチェックの後、見学ツアー開始アメリカ歴史博物館では開催中の日系人強制収容の特別展も見学したスーパーに立ち寄りました。疲れていますが、さあ買い物!買いました!ガール・スカウト、ボーイ・スカウト交流会で「質問ビンゴ」
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中学生・高校生派遣感想
髙瀬ひかる(川中島中学2年・長野市) |
今日はアメリカ歴史博物館で日系アメリカ人の差別について、初めて知りました。怖いと思いましたが、日本も戦時中は同じような事をしてきました。私たちは日本の歴史と向き合いながら生活していく事が大切だと考えました。
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藤室東子 (三陽中学3年・長野市) |
日系3世のジョン・トベさんは第2次世界大戦中の強制収容やその後の日系人の歩みなどを教えてくれました。私はみんなが理解し合える世の中にできたらと思いました。
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羽田蒼馬 (塩田中学2年・上田市) |
ガール・ボーイスカウトとの交流会では核問題について質問しました。核兵器禁止条約については、政治に興味がある人でも知らないとの返答に驚きました。異なる意見の人がいて、それぞれ理由が聞けてよかったです。
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小宮山伶佳(軽井沢中学3年・軽井沢町) |
ガールスカウト・ボーイスカウトとの交流会で17歳の少年にトランプ政権について取材した。自分の視点からだけではなくアメリカ全体を見た意見を持っていた。自分の国の政治に対する関心が高くてすごいと思った。
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加藤優和 (信大付属松本中学2年・松本市) |
歴史博物館でジョン・トベさんにお話を伺った。多文化社会で様々な国の人と仲良くするには相手の文化に興味を持ち、理解することが大切だと教えてくださった。このことは今の世の中に必要不可欠な事ではないかと思った。
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城田温大 (明科中学3年・安曇野市) |
今日は特別取材で日系人の強制収容の関係者に取材ができました。家を追われ強制収容された人たちの悲しい過去を知り、牢屋(ろうや)のような部屋に2家族が住んでいたという驚きの事実も取材することができました。
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尾川玲 (白馬中学3年・白馬村) |
今日は日系アメリカ人強制収容について話を伺い、ガール・ボーイスカウトと交流会をした。15歳の女の子は「アメリカで人々は平等」と言っていたが、(日系人強制収容のことのように)時代で差別対象が変わることも深く考えなければいけないと思った。
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森本快大 (高遠中学2年・伊那市) |
一日の最後にあったガール、ボーイ・スカウトへの取材から、方法をアンケートから自分の声に換えた。行ってみたら、声で質問した方が会話がはずんだ。そして、楽しかった。明日もあると思うので、英語は苦手だけど、頑張りたい。
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向山創太 (南箕輪中学3年・南箕輪村) |
取材2日目。自分の取材テーマに対して質問がはっきりとせず、相手に答えにくい質問になってしまった。自分の知りたいことをさらに絞って、答えやすく、自分もさらに聞き出せるような取材にしていきたい。
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佐藤さくら (遠山中学3年・飯田市) |
ガール・ボーイスカウトとの交流会があり、自分からあまり会話を進められなかったし、相手の会話の内容もよくわからなかったから、自分の足りない部分を痛感した。明日はNYに移るので、たくさんの事を取材で聞きたい。
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中曾根愛実(文化学園長野高校1年・長野市) |
今日、日系アメリカ人のトベさんから強制収容についてお話をお聞きしました。これからの世界にできることとして、若い世代の歴史の関心を高めることなどが挙げられるそうです。視野を広く、行動の前に「知る」ことが第一歩だと思いました。
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西﨑啓吾朗(長野商業高校2年・飯綱町) |
アメリカ歴史博物館で日系人ジョン・トベさんの特別取材で、日系人の強制収容を通して、移民を受け入れることは新しい考え方を取り入れ国が変わっていくという考えが刺激的だった。日本でも移民を受け入れていく方がいいのではないかと思った。
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小林京右 (上田東高校2年・上田市) |
今日の米国歴史博物館での日系アメリカ人のトベさんの話は考えさせられた。自分ではアメリカ人だと思っていても、先祖に日本人がいるだけで強制収容所に入れられてしまう。こんな差別があっていいのか。
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マメダリエフ アクバル(上田染谷丘高校2年・上田市) |
歴史をたくさん学んだ一日だった。日系3世のトベさんの話の中では、自分の取材テーマである差別の話を聞けた。大切なことはやはり、知ることだった。お互いの文化、お互いの違いを知ること。それが平等な世界へつながると聞いた。
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渡辺早紀 (上田高校1年・小諸市) |
日系アメリカ人3世のトベさんから第2次世界大戦中のアメリカについて教えていただきました。その中で日系人の方々が収容所に入れられていたことを知りました。平和や戦争について話を聞くのは大切だと思いました。
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小祝あおは(松本県ヶ丘高校2年・松本市) |
日系人のトベさんとの取材で彼の言っていた「人を見た目や国籍で判断してはいけない」という言葉がとても印象的でした。それを実現するのに、会話や相互理解が大切だと私は思います。人種に隔たりなく取材を進めていきたいです。
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荻原愛花 (松本蟻ケ崎高校3年・松本市) |
日系アメリカ人であるジョン・トベさんに戦争中に日本人が強制収容されていた事についての話を聞いた。そのことで、今の現代こそ、過去のこうした過ちから学び、日系人、移民の人々の権利や立場を見つめる時だと思った。
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赤羽絢夏 (松本深志高校2年・安曇野市) |
今日の取材を通して、アメリカの労働環境が意外にも過酷なものであることが分かりました。日本も労働環境が決して良いとは言えないので、明日からはこのテーマについても、もっと深く掘り下げて取材していきたいです。
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山口樹稀 (赤穂高校2年・南箕輪村) |
日系3世のジョン・トベさんに日系人の強制収容の話をメーンに話をしていただきました。日系人の中でもさまざまな意見や立場があること、トベさんら多くの人が「まずはアメリカ人」という意識があることが分かった。
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石井愛乃 (飯田高校2年・高森町) |
ガール、ボーイ・スカウト達との交流会で、若者の政治への態度を尋ねてみた。ワシントンDCに住む若者は首都ということもあって割と積極的とのことだが、全体的にはあまりないそうだ。自分のイメージとは違い、日本と状況が似ているようで驚いた。
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