宮下大駕

つい先程パーティーが終わり、一人ひとりのこの事業に対する思いを聞き、それぞれのコメントと重なる様々なトラブルや体験を思い出した。しかし、やはり一番深く思い出したのは仲間との笑ったり、食べたりという楽しい時間だった。繋がりを今のまま保つのは難しいかもしれないが、一つの大事な関係として、忘れずに生きたい。

今日は国連の施設内の見学や、その中での益子さんの国連と紛争、戦争についての講義、そして実体験に基づいて語られた古本さんの戦争と生活の関わりについての講義など、世界を大きな視点で見る機会が多くあった。アメリカで1日中学べるのはあと1日と名残惜しいが、その1日を大切に使っていきたい。

今日は取材ではなく、観光を主に行った。久々に取材をすることのない日を過ごし、タイムズスクエアやトップ・オブ・ザ・ロックから見ることのできるニューヨーク中の景色を見ることで、明日から再開する取材活動にまた火がついてきた。国連本部など世界の要所にも行かせてもらうので、気をひきしめていきたい。

今日の午前中は国立航空宇宙博物館別館に行った。そこではインタビューを主に行い、視覚障害者のためのツアーの行い方について、ガイドさん本人に訊くことができた。同年代との交流会では、学生だからこその意見・体験を得ることができた。明日からは、活動地域がＮＹに変わるが、慣れない部分を慣れた部分で補っていきたい。

今日はリンカーン記念堂で初めてのインタビュー活動が始まった。初めは冷淡に対応されることが怖く、なかなか進まなかったが、慣れてくると積極的に話しかけられるようになり良かった。予定にはなかった国立美術館にも訪問し、自分のテーマが美術館にも関することがあり、従業員の方からも意見をきくことができ良かった。

今日は長い長い飛行時間を越えた上でのアメリカ初日だったため、着陸してからまだ6時間という短い時間しか経ってはいないが、嗅覚、視覚、聴覚など様々な器官でアメリカでの新しい感覚を感じることができた。明日からの見学やインタビューなどを通してこのような表面的なものだけでなく内部についても理解を深めていきたい。

初めての顔合わせだったため、当然、最初は厳かな雰囲気だったが、グループワークを通して、私自身も周りの仲間も積極的な活動が増えていき、交流会の計画の際も会話が途切れることなく充実した計画立てを行うことができた。このアメリカ派遣への楽しみな気持ちを大事に、準備を進めていきたいと思う。