• 木下理花

    取材報告

    〈小さな頃から発表の場、自己表現力を培う仕組み〉
     私のアメリカ人のイメージは、自由で自己主張がはっきりしていることだ。私は今回、そうした自己表現力がどう養われているのかを取材した。具体的には、意見を発表するのは好きか、学校で自分の意見を発表する機会はあるかの2点について質問した。
     同世代の人からは「発表するのは好き。わざわざ屋根の上に登って発表したいというほどではないけれど、好き。発表の機会もたくさんある」と答えてくれた。20代の人は「好きとか嫌いとかはよく分からないけれど、スピーチに抵抗はない」と語った。
     私が意外に思ったのは「僕は嫌い。どちらかというと家で本を読みたいタイプだから」とする人の意見だ。スピーチは嫌いとしつつ、「慣れてはいる。学校では先生が定期的に話す機会をつくってくれるので慣れる」と話した。
     一方、自分のやりたいことを大人に説明し、説得していくネゴシエーション(交渉)の機会が多いことも聞いた。
     今回分かったことは、自己表現力を養うには語り合う機会が必要なことだ。アメリカ人は学校などで早くから自己表現の基礎をつくっているのだと感じた。

    〈アメリカ人の政治への関心を探る〉
     日本の若者の投票率はなかなか上がらない。私は今回、政治への関心についてインタビューした。
     メアリーさん(19)は「環境問題を日頃から考えている。環境問題に配慮し、行動してくれる人が良い」と語った。トランプ前大統領の登場以来、どちらを支持するかで敵対意識が生まれてしまい、政治についてあまり触れたくないとする女性もいた。
     アメリカで働く外国出身者の声も聞けた。30代女性は「アメリカの政策は、私たちの国よりも教育や労働者への政策に目が向いていると思う。権利があれば投票したい」と話した。
     アメリカで日本語を学んでいる若者との交流会では、同世代の人たちに聞いた。「政治は難しく、興味がわかない。適当に投票してもいけないので、投票にも行きたくない。周りの友達でも本当に選挙に行きたいと思っているのは1人くらいしかいないよ」と明かす人がいる一方、別の生徒は「学校でも友達とよく政治の話をする。今の政府は最悪だ」と語っていた。
     日本の場合、そもそも政治に興味がなく、詳しく知らないという若者も多い。それに対して、アメリカの若者は、分からないなりに、知ろうとしているし、考えた上で政治の話を避けているのではないかと感じた。質問するとすぐに自分の意見をすらすら述べる様子からも、普段から政治について考えている様子がうかがえる。
     今回のインタビューから、日本で若者の投票率を上げるには、まずは政治に関心を持たせることが重要ではないかと感じた。

  • 木下理花

    8/4滞在日記 感想

    今日は派遣最後の日でした。自由の女神、移民博物館、メトロポリタン美術館に行きました。自由の女神は思ったより大きくて移民の歴史もしっかりと学べました。美術館では自分の見たい絵が工事中のため見られませんでしたが、他の絵を画家の過去について知ってから、絵について理解できた。本当に、最後まで、楽しかった。

  • 木下理花

    8/3滞在日記 感想

    今日はNYの街を見たり、新たなことを探索しにいった。また取材の方も、たくさんの意見が聞けて良いことが書けると思う。9.11のメモリアル博物館に訪れ、言葉がでないとはこのことかと思った。その後のヤンキースの試合では、ルールは分からなかったが、雰囲気でとても楽しむことが出来たので、明日は最終日。頑張りたい。

  • 木下理花

    8/2滞在日記 感想

    今日は、取材内容をまとめ、記事に出来るようにした。色々なアドバイスをもらい、さらによくしていけるように、今日の夜練って最高の記事が書けるように明日も頑張りたい。タイムズスクエアでは日本では決して見ることの出来ない高さのビル、そして人の量に驚いたので忘れないように明日にその感動をもちこして頑張りたい。

  • 木下理花

    8/1滞在日記 感想

    今日は、スミソニアン博物館とアーリントンの同世代の方に会いにいきました。前者では、色んな化石やダイヤを見ることが出来たし、取材も二人の方に質問することが出来た。後者では、気の合う子と友達になれたりして本当にうれしかったし、とても楽しく過ごすことが出来た。明日で最後のワシントンなので頑張っていきたい。

  • 木下理花

    7/31滞在日記 感想

    今日は初めてのアメリカの方々への取材だった。答えてくれる人が多くて安心したが、質問内容が少し、ワシントンの方々向けではなかったので明日からのインタビューでは、もう少しききとりやすくまとめやすいものをきいていこうと考えた。最初は不安だったが、数多くの方々に質問していって、明日も頑張っていきたいと思う。

  • 木下理花

    7/30滞在日記 感想

    長時間のフライトは想像を絶するものだった。思っていた以上に寝ることが出来ず、アメリカについてからが不安であったが、疲れてはいるものの、無事着くことが出来て良かった。アメリカは、日本の景色と比べものにならない程輝いていたし、綺麗だった。その感動をしっかりと覚え、今日は休み、明日の力を蓄えようと思う。

  • 木下理花

    事前学習会 感想

    緊張の中始まった事前学習会だったが、思っていたよりも、くだけて相手の興味などを知ることが出来た。そのことによって、アメリカ派遣記者たちと共に行く勇気がついた。アメリカは、日本からすると新世界であるため、その瞬間を、心に刻み、取材を自分がするという意欲と責任をもって、悔いのないように楽しみたいと思う。