• 杉原珀都

    取材報告

    〈米国で聞いたLGBTへの意識〉
     LGBT(性的少数者)への関心が近年高まっている。私は街の人たちに、LGBTにどのような考えを持っているのかを聞いた。
     「人それぞれだから、自由に生きるのが一番大事」と話してくれたのは、両親とイングランドから観光に訪れていた10代男性。「私の国には同じように考える人が大勢いると思います」と笑顔で語った。イングランドでは2020年から性的少数者への理解を促す「LGBTインクルーシブ教育」が義務化された。そんな背景もあり、理解が高まっているのかと感じた。
     一方、ニュージャージー州から帰省でニューヨークを訪れていた40代夫婦は「世の中の流れに合わせて考え方を変える必要はある」としつつ、「それでも違和感がある」と明かした。「周りに当事者がいないからよく分からない」と答える人もいた。
     ニューヨーク在住のクレアさん(16)は「親やその上の世代は私たちくらいの時、LGBTへの社会的な理解があまりなかったはず。LGBTについての教育を学校でもっと充実させるべきだ」と語った。取材中、父親と子どもで考えが食い違うこともあり、世代によるギャップも感じた。
     国、世代、教育の格差、周りの環境などにより、考え方に大きく差があると感じることができた。世界中の人々が幸せになるには、より多くの人の意見や考えを知り、様々な角度から問題をとらえることがまず第一歩であると思う。

    〈夏休みの過ごし方、日米の違い〉
     アメリカは日本とは違い学生の夏休みが長く、3か月ぐらいが一般的だそうだ。そこで彼らは長い休みをどのように使っているのか、インタビューをした。
     ニューヨーク在住の十代の女性は「毎年半分くらいは家族や友人と外国で過ごし、あとの半分はアメリカに帰ってきて宿題を終わらせる」と言っていた。「友人と過ごす時はあまり遊ぶことはしない。多くの人は2~3週間のプログラムに参加し、外国などで勉強する。アメリカに帰って来た後でもサマーキャンプなどに参加する場合が多い」と話してくれた。
     学校に行っていない間、日中をどのように過ごすのかは日本でも話題になっている。アメリカのようにサマースクールなどに参加できるようにすれば夏休みを有効に過ごせるのではないかと思う。この女性によると「中学生、高校生になると、サマースクールでアルバイトをしてお金を稼ぐ人もいる」といい、彼らにとってサマースクールは夏休み中の大切な居場所となっていた。
     アメリカ以外の国から来ている人にも話を聞くことができた。
     オーストラリアから観光中の13歳の男の子はカナダとニューヨークを訪れたといい、「カナダで食べた魚がおいしかった。あと、ニューヨークではミュージアム巡りをしたい」と話してくれた。なぜ海外に行くのかを聞いたところ、「自分の国以外のところに行くと、いろいろなものを見たり、食べたりできるから」と笑顔で話してくれた。私も今回アメリカへ行き、日本では絶対に見ることのできない景色に出合え、とても刺激的だった。
     アメリカは9月に新学期、新学年が始まるため、準備期間として長い夏休みが設けられている。その休みで多くの学生たちはさまざまな経験をし、心身の成長に役立てていることを知った。日本、特に長野県の夏休みは短いが、これからも自分の成長に役立てていきたいと思う。

  • 杉原珀都

    8/4滞在日記 感想

    今日はフェリーで自由の女神を見に行きました。ホテルを出たときは天気が悪かったけどリバティ島についた時は晴れていました。その後はエリス島の移民博物館へ行き最後の取材をしました。家族で来ている人やアメリカ以外の国から来ている人も多く、様々な年代の人の話を伺うことができました。

  • 杉原珀都

    8/3滞在日記 感想

    今日はNYの街を見学しました。国連本部では建物の中を回りました。報道などでよく見る景色を見ることができとても感動しました。原爆についての資料が充実していて日本で起きた悲惨な出来事を世界中の人が見られるようになっていました。また同時多発テロの博物館とメモリアルにも行きました。現物が多く展示され考えさせられました。

  • 杉原珀都

    8/2滞在日記 感想

    今日は5時間かけてNYまで来ました。まず思ったことはとにかくワシントンDCと比べて建物がたてに大きくておどろきました。あとホテルの前で警察の人が馬に乗っていました。車が多すぎてパトカーだとすぐに行動できないためとガイドの方は話していましたが、観光の目的もあると旅行会社の人は話していました。

  • 杉原珀都

    8/1滞在日記 感想

    今日は一番楽しみにしていた(どれもですが)アーリントンでの学生との交流会がありました。初め隣に座っていたダコタさんは日本のアニメの絵を描いていたので、お互いに好きなアニメキャラの推しを見せ合ったりしました。僕のつたない英語も熱心に聞いてくれて、またゆっくり話してくれてアプリの翻訳も使いつつコミュニケーションを取れてよかったです。

  • 杉原珀都

    7/31滞在日記 感想

    今日は取材1日目でした。割と色々な人に話しかけることができて良かったです。でもそのうちの半分くらいの人に断られてしまいました。でも残りの人はとても優しく答えてくれ良かったです。が、自分が問いをしっかり準備していなくて相手の人とのコミュニケーションがうまくとれなかったので、明日に備え準備して行きたいです。

  • 杉原珀都

    7/30滞在日記 感想

    今日は本当に初めての経験がたくさんありました。初めて東京でモノレールに乗りました。思ったより揺れなかったです。あとあんなにたくさんの飛行機を見たのも初めてでした。機内食も昔食べた記憶よりもずっと美味しかったです。機内からの景色も、朝焼け、夕焼け、すごかったです。アメリカも空から見れて日本との違いを知りました。

  • 杉原珀都

    事前学習会 感想

    今日、事前学習会に参加して感じたことは仲間がすごくフレンドリーだということです。話し合いの時も自分の意見を伝えることはもちろん、人の意見を熱心に聞いてくれました。取材する時には伝える力も大事ですが、聞く力も大切だと思いました。出発までの一ヶ月間で聞く力を意識しながら、準備を進めたいです。