武石佳子

念願の自由の女神を見ることができた。猛暑の中で全部見るのが大変だった。さらに、土産屋を間違えてしまい、何も買うことができなかった。とても残念だった。夕食のフェアウェルパーティーでは、今までのどの食事よりも楽しく、そして有意義な時間を過ごせた。今日でこの学生記者の旅が終わってしまうのが本当に悲しい。

とても楽しみにしていた国連本部に行った。テレビでしか見たことがない部屋に実際に入って見ることができてとても感動した。あらゆるものに意味があり、もう一度じっくり見たいと思った。午後の特別取材で話した古本さんは、想像していたよりも明るく元気で、話を聞いていて行動を起こす大切さを身に染みて感じた。

９．１１メモリアルミュージアムに行った。元々母親に９．１１のテロについて色々聞かされていたが、実際に遺品や音声、映像を見聞きするのはショッキングな体験だった。日本ではサリン事件などの重大事件について知れる機会がニュースやネットしかないが、こういった博物館があることは国民にとって大事なことだと感じた。

国立航空宇宙博物館での取材はとても難航した。断られることも、知らないことを言われることもあり、なかなか取材ができなかったが、警備員の人が5分もの間熱く自分の意見を語ってくれた。アーリントンでの交流会では、おしゃべりな二人組とたくさん話し、初めて知ることをたくさん教えてくれた。いい人たちに出会えた。

今日はワシントンでの取材初日だった。準備してきてはいたが、断られる不安と取材の緊張で始まる直前は大変だった。１回目に聞いた人にはばっさり断られ、予想していたとはいえ少し焦った。一緒に活動していた人のおかげでなんとか色々な人に聞けて良かった。明日からも勇気を持って取材していきたい。

ついにアメリカに行くという前日、興奮と緊張のあまり寝れずに迎えた初日だったが、初の北陸新幹線に、13時間の飛行機、そして初のアメリカ本土と盛りだくさんの1日だった。いよいよ始まるというわくわくと、初日だけでかなり疲れている現状に不安を感じている。せっかくのチャンスを有意義に過ごす一週間にする。

最初に会場に入った時は、他の学生記者の人たちと打ち解けられるかとても不安だった。しかし、始まっていくつかのワークショップをやっていくうちにたくさんの人としゃべることができ、何人かととても仲良くなれた。いよいよアメリカに行くという実感が湧いてきた。自分は記者としていくことを意識して１ヶ月準備したい。