滞在日記

滞在中、現地の様子を同行した記者に送っていただいています。

当ホームページには、都度タイムリーに掲載いたします、お楽しみに。

結団式(2017米国派遣)

 2017年の学生記者派遣がいよいよ本格的に始動しました。長野県内各地から集まった中高生20人は30日、成田ビューホテルに集まり、直前学習会と結団式を行いました。

 直前学習では取材の大切さと記事の書き方、行動の留意点を確認。「取材や交流ですぐ使える英会話講座」では、倉下先生や加藤先生のリードで仲間と英会話にチャレンジ。楽しく学び、気持ちをほぐせました。

 また、一人一人が米国取材への抱負を語りました。期待と不安が入り交じりますが、みんなで力を合わせて乗り切りましょう。


仲間でワイワイ。擦れ違いざま、英語で話し掛けます

まだ、緊張の面持ち

倉下先生の軽快な語り口。英語は「ゆっくり、くっきり、はっきり」「リズムに乗せると伝わりやすいよ」

加藤先生のフォローでさらに盛り上がります

本番では、相手の目を見てネ!


◇◇◇中学生◇◇◇
●髙瀬ひかる
 長野駅に集まってから移動しているうちに、中学生も高校生もたくさんの人と話すことができました。ほとんどの人が先輩ですが、みんな「タメ口でいいよ」と言ってくれたり親しくしてくれたりして、嬉しかったです。

●藤室東子
 英語は上手に話せないけど常に笑顔で落ち着いてゆっくり話すことを心掛けようと思う。この仲間と一緒に渡米するのは一生に一度だし、いつも体験できることではないので、五感を使い、記者としてまとめ、いろいろな事を伝えたい。

●羽田蒼馬
 今日は移動中心でしたが、新幹線の車内・特急でたくさんの友達と知り合えました。初めての人だらけですが、互いのことを知って楽しい取材旅行にしたいです。ニックネームで呼び合える仲間になればいいなと思います。

●小宮山伶佳
 今日の直前学習会で、自分がとても不安だった取材時に使う英語や取材の仕方の確認ができ、アメリカでの取材への不安が少し減り、楽しみが増した。明日からの取材は、自分からたくさ質問をしたい。

●加藤優和
 実際に飛行機を見たり、事前学習をしたりして、アメリカへの期待が高まってきた。その半面、アメリカへ行くことへの不安も感じた。今回出会ったこの仲間とともに、この研修が充実したものになるよう最終準備をしたい。

●城田温大
 今日は朝11時の電車に乗って千葉まで来ました。直前学習会では、明日はアメリカなので緊張していましたが、全力でアメリカでの取材をしたいと思います。

●尾川玲
 学生記者1日目。長野駅で集合したときは誰にも話しかけられず不安だったが、中学生とも高校生ともすぐに打ち解けることができ、安心した。移動中も話が弾み、取材だけでなく仲間に関してもよい研修旅行になりそうだ。

●森本快大
 今日は移動が主だったが、いろいろな方と仲良くなれて、充実した一日だった。移動中にも、いろいろな話ができた。明日からは全く違うアメリカでの行動になるので、注意しながら、楽しんできたい。

●向山創太
 長野駅に集合する前から、とてもワクワクし楽しみでいっぱいでした。「まだ始まる前から緊張」という感じはありませんでした。新幹線でもホテルでも仲間と仲良く過ごせ、打ち解けることができました。

●佐藤さくら
 事前学習会に行けずに知り合いがいなかったから友達ができるかどうか最初は不安しかなかったけど、みんなが私に声をかけてくれて、仲良くなれたのでよかったです。直前学習会では、みんなでかけ声をして、絆が深まりました。

◇◇高校生◇◇
●中曾根愛実
 新幹線・電車・バスを乗り継いで夕方、成田のホテルに到着しました。移動中や直前学習会の中で、初日でしたがみんな、笑顔がキラキラしていて、本当に素敵な一日を過ごせました。7日間、有意義な時間にしたいです。

●西﨑啓吾朗
 自分にとって何もかもが新鮮で今後の新しい経験や出会いが楽しみである。一生に一度の経験や出会いを大切にしたい。今回、新聞記者としていくので、自分の見たことを言葉で広く伝えたい。新しい視点でアメリカをとらえていきたい。

●小林京右
 まだ1回しか会ってない仲間と行く旅に、私は不安しかなかった。でも、長い時間をともに行動することで、気軽に話せるようになっていた。夕食の席での突然の誕生日祝いに笑みが自然とこぼれおちた。ありがとう。

●マメダリエフ アクバル
 今日は一日のほとんどが移動となってしまいましたが、その中でもまわりの人と仲良くなれてよかったです。でも、まだ話した人の方が少数なので、この旅が終わるころには全員と仲良くなっていたいです。

●渡辺早紀
 長野駅から成田までの移動でだんだんと緊張感が高まってきました。しかし、直前学習会で話を聞いているうちに楽しみが大きくなってきました。日本からアメリカへの移動の方が長いですが、仲間と頑張っていきます。

●小祝あおは
 待ちに待ったアメリカ研修が始まりました。あらためて、こんなにも恵まれた環境下でたくさんの経験ができることを結団式で実感し、身の引き締まる思いです。楽しむことは全力で楽しむ一方、実のある研修にしたいと思います。

●荻原愛花
 事前学習会での日程確認では、現地に行った際にどこでどんな取材ができるかということが以前より明確になってきたので、就寝前に取材についてより具体的な計画を立て、現地できちんと取材できるようにしたいです。

●赤羽絢夏
 いよいよ明日からはアメリカへと発ちます。取材は難しいし、不安もあるけれど、自分から積極的に行動して実りのある滞在にしたいです。一生に一度の貴重な経験をさせていただけるので、感謝を忘れずに頑張ってきます!

●山口樹稀
 バスや特急で仲間たちと話し、距離を縮めることができた。この仲間たちと過ごす7日間を無駄にせず、一日一日積極的に行動していきたい。明日も朝、早いので、生活リズムを作っていき、健康的に生活したい。

●石井愛乃
 長野を出発し成田へ。明朝の出国に向けての結団式があり、交流や最終確認などを行った。夕食のビュッフェではサプライズ誕生日イベントがあり、祝っていただけて、とても嬉しかった。いよいよ明日の渡米、気合を入れて臨みたい。


待望の米国に到着

 長野県中から集まった中高生記者20人。成田空港から12時間を超すフライトを乗り越え、無事、待望のアメリカに到着しました。早々に、ぶっきらぼうな入国管理官に驚いた人もいましたが、あすからの本格的な取材に備え、ゆっくり休みましょう。


△搭乗開始時間が遅れています。写真を撮る練習?撮られる練習?余裕です。

△到着しました!ワシントンの街並み

△ホテルで直前学習会。「はい!質問があります!」

△ようやく一息。楽しく夕食の時間

感想を紹介します。


◇◇◇中学生◇◇◇
★木内 優花
 同じ派遣記者の仲間と1ヶ月ぶりに再会し、朝の新幹線からみんなで楽しく過ごせました。飛行機での移動は長時間でとてもつらかったですが、見たかった映画が見られたので良かったです。明日からはいよいよ取材が始まります。自分の英語がしっかりと通じるか、相手の英語が聞きとれるか不安ですが、勇気を出して頑張ります。

★三好 咲楽
 人生初の飛行機だったのでとても不安でしたが、思いの外平気でした。一ヶ月ぶりの仲間とうちとけながら十二時間の移動を乗り切りました。ホテルへの移動中、バスから見た景色は疲労感を忘れるくらい素敵で、明日からの取材へ期待が高まってきました。とても長い一日だったのでゆっくり休んでアメリカを満喫したいです。

★田畑 尚大
 アメリカ。道行く人が皆外国人ですごかった。話そうとしても上手く聞き取れず、自身が無くなりそうになりながらも、一緒に行く人とはすぐなじめ、楽しく過ごせた。明日からは取材が始まる。物すごい不安があるが、自信を持って楽しんでやっていきたい。初のアメリカ、初の海外最高の一週間にしていくぞ。

★林 さくら
 いざ出発してみると「今から本当にアメリカに取材をしに行くんだ。」と改めてびっくりし、頑張ろうと思った。でも、飛行機に乗るとすごくゆれてこわくて泣きそうになった。そういう思いをしたからこそ、取材を通したアメリカでの経験を自分にとってプラスに変えたい。まずは、出来ないとあきらめずポジティブな気持ちで行動したい。

★石川 桃萌子
 空気もどことなく違う、と空港の外に出て真っ先に思いました。アメリカ本土に初上陸した私は見知らぬ世界に飛びこんだ緊張感と高揚感で胸がいっぱいでした。自分が浮き足立っているのもわかります。しかし、明日から早速取材が始まります。しっかり気を引きしめて取りくみたいです。

★岡本 京夏
 大きな期待と少しの緊張を胸に迎えた1日目。長いと思っていたあずさでの移動もたくさんの人たちと打ち解けてあっという間に感じました。その後長野集合組と合流して成田空港から空の旅へ。12時間という今まで体験したことのない長いフライトでしたが、憧れのアメリカにおりた瞬間も今まで体験したことのない感動でした。

★増田 匠
 アメリカに到着。松本駅からあずさ、NEXと乗り継ぎ、12時間半の空の旅を経て、ついにアメリカへ。飛行機の中は冷房がとてもきいていて寒い程だった。12時間半ととても長く普通に過ごしていればとてもたいくつな時間だけど、モニターで見られる映画がそのたいくつをまぎらわせてくれた。明日からがんばりたい。

★吉田 あゆみ
 今日は、移動が主な一日でしたが事前学習会ではあまり話せなかった仲間と仲良くなれたのでよかったです。そして、明日からはいよいよ取材です。もう既にアメリカの雰囲気に圧倒されていますが、私はタバコ問題や障害者差別について取材したいと考えているので、明日からの取材に向けてしっかりと準備をしていきたいです。

★佐藤 美優
 着陸。アメリカへの第一歩に緊張が走った。でもその中にわくわくもある。そんな中で夕食中、一人ずつテーマを言い合った。それぞれのニックネームを決めるなど緊張も打ち解けた気がする。明日から始まる取材に向けて、周りの仲間と内容を深めていきたいと思った。最初の一歩は「ポジティブ」を心がけたい。

★冨永 奈歩
 この1ヶ月間、派遣に備えて自分に足りなかった様々な課題に取り組んだ。その中で新聞を毎日読み、真実を正確に伝えることの大切さを改めて感じた。明日から始まる取材活動で得た経験を自分の糧とできるよう、覚悟をもって臨みたい。内容の濃い一週間、自分で納得できる時間となるよう精一杯取り組みたいと思う。


◇◇◇高校生◇◇◇
★宇崎 成美
 1日かけてワシントンまで行く長旅は、想像以上に大変でした。飛行機が着陸するとき、何回も上下に揺れて酔った。きっと機長が運転下手だったのかなと思います。ワシントンの町並みは絵本に出てくるみたいにオシャレでとても素敵です。現地コーディネーターの千晶さんがとても気さくな方で、明日からの取材が楽しみです。

★佐藤 匠馬
 今日は記者派遣初日、いよいよアメリカに向け出発の日を迎えた。およそ地球の裏側、人生で最も遠くまで行くわけだが、道中逆に世間の狭さを思い知った。これから旅を共にする仲間が実は従兄弟の親友だったり、学校でしか呼ばれないあだ名を共通の友人を通し知られていたりした。そんなネタで盛り上がり親睦を深めた一日でした。

★小林 祥太朗
 今日は米国初日で、移動中心の一日でした。日本から米国は飛行機で12時間という非常に長い道のりです。長時間狭い座席に座り続けたり、着陸時の激しい下降により衝撃が走ったりして、飛行機を通して地球の広さを実感し、また、どこでもドアのすばらしさを実感しました。明日は初めての取材なので、勇気を出したいと思います。

★今井 真奈美
 人生で初めて乗った飛行機は思っていたよりも寒かったし、フライト時間も長くて退屈だったけど、空港に着いてみると色んな肌や瞳の色の人、にんじんをかじる男性や青りんごを食べる子供達がいて、多民族・多文化が共生する国に来た実感を得た。不安はあるけれど、それ以上の期待もあるので、実りある取材をしていきたいと思う。

★小根沢 秀夫
 遂にアメリカ合衆国に到着しました。不安や緊張もあり約12時間のフライトでくたくたになりました。一緒に行っている仲間とたくさん話をし、今日一日でグッと距離が縮まりました。この機会を無駄にしないように、明日からの取材により一層力を入れていきたいです。

★古畑 えりな
 今日一日過ごして改めて実感したことは、「なかなか一歩をふみだせない」ということです。普段日本にいても思っていましたが、また再発してしまいました。空港で外国の方に話しかけられても仲間をたよってしまう、しかしそんな自分から一皮むけたくて行くことを決心したこの米国記者。明日からは自分に厳しくがんばります。

★若林 野乃実
 今日は十二時間のフライトを経てとても長い一日でした。長距離の移動では乗り物酔いもあったけれど、空から見るアメリカは日本とは違い広大で平坦だったのが印象的でした。明日からの取材は、取材の流れのシミュレーションを自分の中で確立させて、全力で話題に対して追求できるように再度準備を重ねたい。

★牛山 祐樹
 今日は長い1日でした。初めての飛行機では、少し体調が悪くなりかけましたが、映画をみたり、ゆっくり寝たりして快適に過ごせました。アメリカに到着すると、空港にはたくさんの人種・民族の人々が集まっていて、「さすがアメリカ!!」と感じました。明日からはいよいよ取材、自分から積極的にいき、多く学びたいと思います。

★諌山 ありさ
 派遣記者1日目が終わりました。事前学習会以来に会ったみんなとはたくさん話すことができました。その中で、それぞれがやりたいこと、不安に思っていることなどわかり、共に頑張ろうと強く思いました。明日からはいよいよ本番です。良い出発ができるよう勇気を出してやっていきます。

★島 美農
 海外へ行くというワクワクとドキドキが止まらない一日だった。初めて見るもの、感じるものばかりで、鳥肌が立った。飛行中ずっと寝ていて睡眠はばっちりなので、明日からは取材を頑張るという決意をもって取り組みたい。積極的に外国の方や文化に触れ合えるよう、勇気をもって一歩を踏み出すことを心がけたい。

ワシントンで聞いた!考えた!

中高生記者は7月30日、ワシントンで取材をスタートさせました。米連邦議会議事堂を見学後、ホワイトハウス前の通りでは、銃規制をめぐり意見を戦わせている場に遭遇。笹川平和財団米国の研究員、ロメイ小百合さんから核問題について話を聞いたり、仲間と考えたりしました。リンカーン記念堂では雨宿りの人たちに取材しました。取材初日にうまくいったこと、いかなかったことを明日につなげよう!


△米連邦議会議事堂前で

△天井、高いです!

△思い切って声をかけ取材

△研究者のロメイ小百合さんと核問題を考える

感想を紹介します。


◇◇◇中学生◇◇◇
★木内 優花
 今日からいよいよ取材が始まりました。私が最初に取材した所は、ホワイトハウス前でした。運良くそこには私が取材したいと思っていた「銃問題」について、規制を訴えている人達がいました。最初は話しかけるのが少し怖かったけど、質問をしたら丁寧に答えてくれて安心しました。明日の取材も気合いを入れて頑張ります。

★三好 咲楽


★田畑 尚大
 初の取材。すごく難しかった。言葉を言っても分かってもらえず相手の言った事も上手く聞き取れず、難しく、苦労した取材となった。アメリカに来て普通に言葉の通じるありがたみを感じた。今日の取材で出た課題を修正していきながら、より良い取材を目指していきたい。

★林 さくら
 きちんと英語が伝わるかドキドキしながら、その半面、英語を聞き取りお話が出来るか少し心配しながら初めての取材をした。最初の一発は声の大きさやアイコンタクトを意識した。でも分からない単語があったり発音の違いで通じない事がたくさんあり苦戦した。そこを先生に伝えアドバイスをもらう事で自信が持て楽しくなってきた。

★石川 桃萌子
 今日から本格的に取材が始まりほぼ全ての訪問地でインタビューをしました。最初は何も聞き出すことができなかったけれど、めげずに挑戦して相手が答えやすい様工夫を重ねる度に、得られる情報量が増えていきました。それを実感できたことで、「明日も頑張ってみよう」と思えました。

★岡本 京夏
 話しかけたらちゃんと答えてくれるだろうか。そんな少しの不安を抱えながら今日は初取材に挑みました。アドバイスを受けた通りにはっきりと大きな声で取材のお願いをすると了承を貰えてとてもほっとしました。断られることも多かったのですが答えてくれる人は私の未熟な英語でも一生懸命聞いてくれてとても嬉しかったです。

★増田 匠
 今日は初めて取材をしました。ホワイトハウス前の所では緊張して、あまり声をかける事が出来なかったけど、平野先生からアドバイスを頂き、リンカーン記念堂の所では計6人の人に声をかけてインタビューをする事が出来ました。明日も自分から積極的に声をかけてインタビューをしていきたいと思います。

★吉田 あゆみ


★佐藤 美優
 今日は、核問題について話し合った。深めてディスカッションをすると、日本は唯一の被爆国なのに、核の傘に入っているだけで、発言力が無いと思った。でも、日本もいざ核を持つということになると、平和を掲げているので、信頼性が無くなると思った。今日の話し合いを活かしてアメリカ人はどう思っているのか取材したい。

★冨永 奈歩
 人生で初めてのアメリカの地。ワシントンDC。見るものすべてに感動し刺激を受けた取材初日でした。私にとってロメイ小百合氏に会えた事、貴重なお話を伺えた事が何よりも勉強になった1日でした。取材活動では、具体的な質問ができたが相手の話すことを理解できないことが多かった。今日の課題を見極め、明日に臨みたいと思う。

◇◇◇高校生◇◇◇
★宇崎 成美
 今日から早速取材活動を行いました。ホワイトハウス前の取材では、銃の規制を求める声を上げる方々に話を伺いました。その中の一人で女性のノーマさんの話は、親せきが銃で撃たれた経験も含め、涙を流しながら話してくださりとても印象的でした。現地の皆さんは快くフレンドリーに取材に応じて下さり、とても嬉しかったです。

★佐藤 匠馬
 今日からいよいよ各地の見学、取材が始まった。初日からギュっと詰まった濃い一日となった。そんな一日には大きな喜びと落胆が一つずつあった。喜びとして、取材で想像以上に英語が通じたこと、そして落胆として夢である共同通信の採用の倍率が百倍である事実を知ってしまったこと。いろんな意味で展望が開けた一日だった。

★小林 祥太朗
 今日はリンカーン記念堂で初めての取材をしました。米国人はとてもフレンドリーで、僕の下手な英語にもニッコリとほほえんで親切に答えてくれて安心しました。また、米国人は若い人でも自分の考えをしっかりと持ち、論理的に説明していて、周りの意見に流されやすい日本人との国民性の違いを感じた一日でした。

★今井 真奈美
 不安だったインタビューは、いざ話しかけてみると誰もが温厚でこちらもリラックスして話を聞くことができた。明日からも全力で取り組みたいと思う。今日最も印象に残ったのはロメイさんとの食事だ。原爆についての私の考えを聞いたうえで沢山のことを教えてくれた。今回の派遣を機に様々な視点から考えを深めたい。

★小根沢 秀夫
 今日は初めて記事を書くためにインタビューをしました。とりあえずインタビューができたことで、少し満足してしまっている自分がいました。気を引き締め、自分の課題を明確にして、よりよいインタビューにしていきたいです。Romeiさんの講演では核兵器について深く考えることができました。充実した1日でした。

★古畑 えりな
 今日は、勇気をふりしぼり取材を申しこんでみました。友達がどんどん色んな人に話しかけていて、焦りと不安が自分をおそいました。そして、ホワイトハウス前で銃規制のアピールしていた女性をひっとうに多くの人にインタビューをすることができました。まだつたない英語でくやしい思いもしましたが、まだまだがんばります。

★若林 野乃実
 今日は初取材の日でした。ホワイトハウス前、リンカーン記念堂の2か所で合計6回、9人の方々にインタビューをしました。アメリカだけでなく世界各国から来た多様な人種のさまざまな意見に触れられることがとても楽しく、もっと多くの方に聞きたいなと思いました。明日も一生懸命取り組んでいきたいです。

★牛山 祐樹
 今日からいよいよ見学・取材が始まりました。今日訪れた連邦議会議事堂とリンカーン記念堂では独立・南北戦争を乗り越えてできあがったアメリカの歴史が感じられました。ロメイさんの講演では、核問題について自ら考え、グループでの話し合いでより深く追求することができました。また、取材をもっと積極的に行いたいです。

★諌山 ありさ
 今日は人生で初めて英会話で取材をしました。話しかけるまではとても緊張しましたが、いざ取材をするととても楽しかったです。しかし、ネイティブスピーカーなので聞き取るのがとても大変でした。取材をした一人一人真面目に答えてくれてとても嬉しかったです。明日はもっと聞けるように頑張ります。

★島 美農
 取材で反省すべき点が多く見つかった。自分が質問したいことが伝わるように相手に伝えること、答えてくれた英語をきちんと理解して記録に残すことが想像より難しく、そびえ立つホワイトハウスやリンカーン記念堂を横目に戸惑う場面があった。明日以降はもっと密度の濃い取材が出来るよう、勇気を持って取り組みたい。

いろいろ知った!同世代にも聞いた!

7月31日は、米報道博物館ニュージアム、国立自然史博物館を巡り、スーパーマーケットで買い物を体験。同世代のガールスカウトと楽しく会話(取材)やお土産交換、ダンスなどで盛り上がった。


△ニュージアムで時には命懸けの報道人について説明を聞く

△大きなクモ!(国立自然史博物館)

△たくさん買いました。

△楽しく盛りあがったガールスカウトらとの交流会

感想を紹介します。


◇◇◇中学生◇◇◇

★木内 優花
 今日最初に訪れたNEWSEUMでは思うように取材ができませんでした。しかし、ガールスカウトとの交流会では自ら積極的に行動し、内容の濃い取材ができました。また、彼らとたくさん会話をし、ダンスなどのレクも一緒に楽しみました。交流を通じて異国の友達がたくさんでき、とてもうれしかったです。

★三好 咲楽
 今日はスーパーマーケットでの買い物やガールスカウトとの交流など、楽しいことが盛りだくさんでした。交流会では男女関係なく取材に応じてくれてとても嬉しくなりました。拙い英語だったとは思いますが、笑顔で応じてくれたスカウトの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

★田畑 尚大
 つかれた。今日も取材があり、色々と頭を使い、すごくつかれた。それでもNEWSEUMや国立自然史博物館と、すごく魅力的で、考えさせられる展示物が多く、楽しい時間になった。ガールスカウトとの交流ではみんなですごく楽しくレクをしたり、色々な話をしたりして盛り上がれた。

★林 さくら
 昨日の反省を生かして今日は、アイコンタクトを大切に、表情豊かに取材をしてみた。分からなくてゴチャゴチャしていないで、堂々としている事にも気を付けた。そうしたら、相手もニコニコと、分からなそうだったらノートに書いてくれたりと、お互い楽しい時間を過ごす事が出来たと思う。ポジティブな考えを大切に、もっと英語を極めたい。

★石川 桃萌子
 今日はスカウトとの交流会がありました。そこで私は、高校生とのコミュニケーション能力の差を知りました。先輩たちは近くの席の子たちと沢山話して笑い合っているのに対して、私は長くても3分程しか会話が続きませんでした。力みすぎたのも一因だと思うので、次に英語で話す時は適度にリラックスして話すようにしたいです。

★岡本 京夏
 今日はNEWSEUMでベルリンの壁を、国立自然史博物館でたくさんの動物の剥製を見てその壮大さにとても感動しました。また、ガールスカウト達との交流会では、自己紹介の後、会話を繋げるのにとても苦労したのですが、ジェスチャーも取り入れて精一杯コミュニケーションができました。とても貴重な時間になりました。

★増田 匠
 今日はガールスカウトとの交流会がありました。自分は、今日から新しくテーマとしている銃社会の規制についてインタビューをしました。ガール・ボーイスカウトは、5月に起きた高校生の銃乱射事件について、熱心に質問に答えてくれました。明日からは違った内容の質問も混ぜながら取材していきたいです。

★吉田 あゆみ
 今日は、NEWSEUMと国立自然史博物館で取材をしました。実際にやってみると、わからない単語が多く、今まで日本人なまりの英語で勉強してきていたので、本場の英語はアクセントの付け方や速さが違っているため理解できないことが多く、自分の英語力のなさを実感した1日でした。明日はもっと積極的に取材したいです。

★佐藤 美優
 今日行ってきたNEWSEUMでは、私がテーマとしている9・11について取材することが出来た。主に年配の方にお聞きした。すると、9・11や原爆について語り継いでいくことが大切と言っていた。まだまだ、これから9・11メモリアルを訪問するので、理解を深めていきたいと思った。

★冨永 奈歩
 ガール・ボーイスカウトとの交流会では、積極的に会話ができたが単語や発音など、自分の語学力の不十分さを改めて実感した。実際に彼らに取材をしてみて、同世代とは思えないくらい明確な意思を持っていることに驚きを感じ、刺激を受けた。様々な話題から同世代の意見が聞け、とても有意義な時間を過ごすことができた。


◇◇◇高校生◇◇◇

★宇崎 成美
 一言で表すととても濃い一日でした。特に印象に残っているのは、ガールスカウトとの交流会です。銃規制のデモに実際に参加した同い年のウィリーの話を受け、アメリカの10代の行動力に驚かされました。また、お互いの学校生活について話したり、浴衣を着せたりした体験はとても楽しくかけがえのない時間になりました。

★佐藤 匠馬
 今日はニュージアムやスミソニアンなど楽しみにしていた所を多く回った。スミソニアンでは初めてあこがれだったモルフォ蝶を生きた状態で見ることができうれしかった。ガールスカウトの交流会では多くの人に取材ができ、楽しい時間を過ごすことができた。しかし、たまった疲れもあってか最後の10分は消極的になってしまった。

★小林 祥太朗
 今日はガール、ボーイスカウトとの交流会が行われました。同世代のアメリカ人とコミュニケーションをとることができるということで、とても楽しみにしていました。相手の目を見ることや、ハッキリと言うことを心がけたら、相手は理解して答えてくれました。この会でコミュニケーションの楽しさを改めて感じました。

★今井 真奈美
 自然史博物館の受付の女性への取材が心に残った。米国で盛んなボランティアの核心に迫ることができたように思う。スーパーマーケットでは見るもの全てが大きく感動した。ガールスカウトやSJAとの交流会では彼女たちの開放的な人柄に救われ、有意義な対話ができた。彼女たちの積極性を見習って残りの滞在を楽しみたい。

★小根沢 秀夫
 今日はスーパーマーケットに行きました。予想を超える売場の大きさに驚き、さすがアメリカだなと感じました。ガール、ボーイスカウトとの交流会では格別な時間を過ごしました。同世代の外国人と会話をすることは、とても楽しかったです。取材では、大学の先生が質問に対して熱く語ってくれ、いい取材になりました。

★古畑 えりな
 今日1日は自分的にとても成長できた日でした。Newseumでは、スタッフの方に取材を申し出、先生のアシスタントがあったものの、とてもためになるお話をたくさん聞け、勉強になりました。ガール・ボーイスカウトとの交流会ではとっさに「聞きたい!」と思ったことがすんなり英語で聞けたし、心から楽しめた1日でした。

★若林 野乃実
 今日は、昼食で在米日本大使館の鈴木さんにお話を伺いました。アメリカの現状についてや、アメリカでも各地域によって考え方や風潮がまったく異なるということを知り、取材中、何人かに話を聞いただけで満足せず、より多くの人にインタビューをして多様な意見を聞くことが必要と感じました。

★牛山 祐樹
 今日はNEWSEUM、国立自然史博物館、ガールスカウトとの交流会などがありました。取材では、実際に取材させていただく中で僕自身も考えさせられることが多くありました。ガールスカウトとの交流会では快く迎えていただき、プレゼント交換やダンスを日本語と英語の両方で楽しむことができました。

★諌山 ありさ
 今日は、私がとっても楽しみにしていたスーパーマーケットでのお買い物とガール・ボーイスカウトとの交流会がありました。ガール・ボーイスカウトとの交流会では自分から英語でたくさん質問したり、相づちを打つことができました。ゲームなどをし、充実した3時間でした。今日はすごくいい取材ができたので明日も頑張ります。

★島 美農
 ようやくアメリカにいるという実感が湧いてきた。今日の取材では昨日に比べより多くの方のご意見をお聞きすることができた。アメリカの方に声をかけることはとても緊張するけれど、勇気を持って接することの大切さを感じた。様々な意見に出会う中で、自分のテーマに沿ってそれを深められる質問ができるようにしたい。


エノラ・ゲイ、そしてニューヨークへ

国立航空宇宙博物館別館はスペースシャトルなどいろいろな楽しい展示の中に、広島に原爆を投下した爆撃機「エノラ・ゲイ」もあります。各所で取材を試みる姿もありました。何を見て、何を感じ、何を知り、何を考えるのか。中高生記者の旅は、ニューヨークに舞台を移しました。


△スペースシャトル前で。

△広島に原爆を投下した「エノラ・ゲイ」

△見えてきたニューヨークのスカイライン

感想を紹介します。


◇◇◇中学生◇◇◇

★木内 優花
 今日でワシントンDCを去り、ニューヨークへと移動しました。落ち着いた雰囲気のワシントンDCから一変、高いビルが多くにぎやかなニューヨークに到着した時はとても感動しました。夜訪れたタイムズスクエアは、あまりに迫力があり思わず言葉を失ってしまいました。ニューヨークでの取材も頑張っていきます。

★三好 咲楽
 今日は一日のほとんどがニューヨークへの移動でした。朝のうちは大変だろうな、と思っていましたが、一日を終えてみるとあっという間でした。特にタイムズスクエアは少し歩いただけでも感動してしまいました。治安もそれほど悪くないようで、ニューヨークでの取材がより楽しみになってきました。

★田畑 尚大
 いざNYへ。NYまでの長い時間をバスの中で費やして、少し疲れもありつつ、期待をふくらませてNYに向かった。途中に見えるNYのビル群が格好良く、美しかった。NYに着いて驚いたのはタイムズスクエア。想像していたよりも高くきれいで、自分達のいる長野の風景と比べ、信じられなくなる一日であった。

★林 さくら
 取材3日目だった。取材の中で一番心に残った嬉しかった事は、質問の後に「ゆっくりやさしい英語でお願いします。」と表情も入れて付け足したら、昨日よりも答えが聞き取れた事だ。まだまだ自分には足りない所があると思う。しかし、1回1回の取材を大切に反省をプラスに変えて自分を変えていきたいと思う。明日も今日より1段、階段を上がりたい。

★石川 桃萌子
 今日はD.C.からニューヨークへ大移動しました。その道中のバス5時間、私達は試しに構成をひとつ練ってみました。そこで分かったのは今まで私は「取材をする」ことが主になっていて「欲しい情報を聞き出す」ことができていなかった、ということです。だから、とても困ってしまいました。明日からはちゃんとその点を意識して質問を考えていきたいです。

★岡本 京夏
 国立航空宇宙博物館別館。訪れると本物のスペースシャトルや実際に第二次世界大戦で使用されたB-29などがとても近くに展示してあって歴史に間近で触れることができ、良い意味で期待を裏切られました。また、5時間の移動を経て着いたニューヨーク。タイムズスクエアにとても圧倒され、そして感動しました。

★増田 匠
 今日は航空宇宙博物館別館で取材をしました。銃社会を規制していく上での理想の形について聞いた所、「持つのに条件を設ける」などの答えが返ってきました。また、取材に答えてくれたフランス人は、「フランスとアメリカは似ているけど、アメリカの銃社会はおかしい」と言っていました。明日はもう少し深い所まで聞きたいです。

★吉田 あゆみ
 今日は国立航空博物館別館で取材をした。全く英語ができない私には理解できない言葉が多く大変だったが、先生方のサポートもあり、なんとかアメリカの方に取材をすることができた。しかし、この旅もついに残り少なくなりつつある。そんな厳しい時間との戦いではあるが、1分1秒を大切にし、時間を有効に使っていきたい。

★佐藤 美優
 今日行った航空宇宙博物館別館で、教師をしている夫婦に出会った。「世界の平和のために若い世代に望むことは何か」をお聞きしたところ、「望むというよりは大人が子供達に良い姿を見せなければいけないと思う」と言っていた。予想していなかったので、すごく面白い考えだと思った。今日のように視野を広げて質問したい。

★冨永 奈歩
 今回の日程の中で、私が日本人として受けとめなければならない歴史だという強い意思をもって訪れた国立航空宇宙博物館別館。日本の広島へ原爆を投下したB-29、戦闘機(エノラゲイ)。目の前にした時の複雑な感情、気持ちを忘れない様、しっかり記憶にとどめておきたいと思う。


◇◇◇高校生◇◇◇
★宇崎 成美
 ワシントンDCからニューヨークまでバスで5時間かけて行くという移動中心の1日でしたが、午前中に訪れた国立航空宇宙博物館別館では多くの飛行機が展示されておりとても驚きました。また、現地ガイドの共和党を支持するナオミさんの話を受け、物事を広い視野で見ることの大切さも学ぶことができました。

★佐藤 匠馬
 今日はスミソニアンの航空宇宙博物館別館に行った。展示されているものは正に航空の歴史そのものだった。中でもスペースシャトルは格別に美しかった。そして、夕方にはニューヨークへ移動。初めてのニューヨークの街は「異次元」の世界だった。率直な感想としては、アメリカの歌に歌われているそのままで驚いた。

★小林 祥太朗
 今日は夕食でゲストとしていらっしゃった共同通信社の梶田支局次長にお話を伺う機会がありました。梶田さんは「仕事は自分が楽しめることをするべきだ。」とおっしゃっていました。それを聞いて、少し辛くても自分の好きなことであれば乗り越えられると分かり、そんな仕事に就きたいと感じました。

★今井 真奈美
 国立航空宇宙博物館別館で初めてスペースシャトルを見て、当時の宇宙へ行ってみようという発想はどこからくるのか疑問に思った。エノラゲイを見た時、広島の方が「空で銀に光る飛行機」と言っていたのを思い出した。各場所で色々なお話を聞けて、とても充実した取材になってきたので、自分の中でしっかり整理して記事にしたい。

★小根沢 秀夫
 取材テーマである「アメリカとメキシコの国境間の壁」について取材するなかで、1つの物事を異なった視点から見た考えを持つ人がたくさんいました。また、新聞やテレビなどについても、リベラルなど偏った視点から報道していると考える人もいるようです。今日の取材やガイドさんの話を聞いて、物事をいろんな角度から見ていきたいです。

★古畑 えりな
 今日は主にニューヨークへの移動でした。そして夕食会では実際に国連で働いている高橋さんにお話をお聞きすることができました。あまりにも勇気に満ちあふれた高橋さん。「その行動力はどこからくるのですか?」「恐怖を自ら解決すればいいのよ!!」その言葉に胸を打たれました。滞在後半戦、その勇気を持ちがんばりたいです。

★若林 野乃実
 今日は、国立航空宇宙博物館別館に行きました。実際のエノラゲイを見て、話でしか聞いてこなかった原爆をとても現実的に捉えられて今までよりも深く原爆を考えるきっかけになりました。取材に対してもさらに深いところまで捉えられるよう質問を増やし、今日までの研修で少し上達したリスニングを活用したいです。

★牛山 祐樹
 今日はワシントンDC最終日でした。国立航空宇宙博物館別館では、スペースシャトルをはじめ、多くの本物のレアな機体を見学することができ、感動しました。また、夕食会場では国連職員の高橋さんに実際の国連でのお仕事の様子や目指した理由をお聞きでき、自分は国連に興味があったのですごく良い経験になりました。

★諌山 ありさ
 今日はより深く自分のテーマを知ることができました。ガイドのなおみさんから聞いた政治についての話では、現在のトランプ氏の移民の人たちへの思いの一端がとてもわかりました。

★島 美農
 アメリカ滞在も折り返しを迎え取材の方もまとめを始める段階に入った。実際に自分でまとめてみたところ、取材が充分でない箇所がよく分かり、今後の取材の焦点がより明らかになった。ワシントンからニューヨークへの5時間の移動は少し疲れた部分もあったが、タイムズスクエアの真昼のような様子を見て、疲れが吹っ飛んだ。

ニューヨークをかみしめた一日

ニューヨークに移動し本格的に取材を始めました。自由の女神遠望の後は9・11記念博物館へ。壊れた消防車や折れ曲がった鉄骨、遺物の数々と当時の映像、音声、図説…。思わず、立ちすくんでしまった中高生記者も少なくありません。共同通信ニューヨーク支局のあと、ジャズ・ピアニスト宮嶋みぎわさん、そしてニューヨーク・メッツの試合観戦。ニューヨークをかみしめた一日になりました。


△あそこに見えますのが、自由の女神でございます。

△9・11記念博物館別館で展示されている消防車

△ニューヨーク在住のジャズピアニスト宮嶋みぎわさんに質問

△メッツ戦を観戦。もっと見たかった!

感想を紹介します。


◇◇◇中学生◇◇◇

★木内 優花
 ワンワールド展望台ではニューヨークの絶景を眺め、とても感動しました。また、ニューヨークの自由の女神を生で見ることが夢だったので、夢がかないとてもうれしかったです。夜はMLB観戦でした。日本のプロ野球球場とは違うところがたくさんありました。MLBには応援歌がなく、少し寂しかったです。

★三好 咲楽
 今日の日程はとても濃かったです。中でも、トレードセンターの展望台から見えたニューヨークの景色は忘れられそうにありません。BMWとよばれる3つの橋の迫力が印象的でした。テロから立ち直ってまた町を盛り上げようとするアメリカの姿勢に胸を打たれました。

★田畑 尚大
 楽しい。一日を通して、すごく内容の濃い一日であった。美しい自由の女神、WTCの展望台、考えさせられた講演、9・11メモリアル。面白かったメジャーリーグ、どれも自分にとって意味のあるものであり、絶対に思い出に残るような素晴らしい場所ばかりであった。最終日、取材を全力で頑張りたい。

★林 さくら
 ジャズピアニストのみぎわさんのお話を聞いた。みぎわさんは、どんなに不安定な生活でもそれを楽しみに変えていた。すごくかっこいいと思う。私も、やらないといけない事はたくさんあると思うが、ジャズの様に人それぞれの個性がある事をいつでも頭に入れたい。そして自分の意見をしっかり持って行動していきたいと思う。

★石川 桃萌子
 今日はなんと、NYメッツとALTブレーブスの試合(野球観戦)を観ました。初めてスポーツの試合を生で観た上に、野球のルールがよくわかっていなかったのですが、観客のテンションがとても高かったのでそれに便乗してかなり盛り上がりました。スタジアムも格好良かったです!思い出に残る体験だったな、と思いました。

★岡本 京夏
 9・11記念博物館で見た当時被害を受けた実際の車や壁、また事件の瞬間をとらえた映像を目の当たりにして、あまりの規模の大きさに現実のものではなく、まるで映画でも見ているように感じました。ですが、被害者の写真や救急隊が助けに入った時に名前を書いたという柱を見てしっかりと現実を受け止めようと思いました。

★増田 匠
 今日はずっと楽しみにしていたメジャーリーグ観戦をしました。日本とは違う球場の雰囲気にとても魅力を感じました。また、共同通信社の高木さんのお話を聞き、銃についての規制がフロリダから広がりつつあるという事を知りました。明日が取材出来る最終日なのでラストスパートをかけてがんばりたいです。

★吉田 あゆみ
 今日は、9・11Memorial Museumを訪問した。この事件は私が生まれる前に起こったことなので知らないことが多かったのですが、今日この事件と真正面に向き合ったことでこの9・11同時多発テロという事件について詳しく知ることができたと思う。そして明日で取材は最後である。全力で取材をしていきたい。

★佐藤 美優
 今日の朝、靴の中にアメリカンサイズのゴキブリみたいな虫が入っていて、すごく最悪だった。でも、そんなことを忘れられるくらい楽しい一日だった。特に、共同通信社では、人種差別について、分かりやすく、深く掘り下げることができた。また、一番楽しみにしていた野球観戦では、一気に団結力が見られてよかった。

★冨永 奈歩
 9・11メモリアル博物館。ここでは、私が生まれる前に起こった世界最大のテロ事件を目の当たりにし、衝撃を受けた。TVや教科書で見ていたものとは比べものにならない悲惨な写真や音声、ニュース映像、遺品を見て胸があつくなった。「生きる」ことを当たり前に感じていた日常が特別なんだと改めて考えさせられた。

◇◇◇高校生◇◇◇
★宇崎 成美
 自由の女神遠望から野球観戦まで内容盛りだくさんの一日でした。中でも9・11メモリアルミュージアムに行き、ビルの残った一部や亡くなった約三千人の方の写真を見学するなかで、私が生まれて2ヶ月ほどたった頃に起こった事故の痛みや悲しみを前に立ちすくむこともありました。これは自分自身の大切な糧になったと思います。

★佐藤 匠馬
 いよいよニューヨークの街を歩く日がやってきました。ワールドトレードセンターの跡地、摩天楼にぽっかりと空いた穴の異様な光景と空気感に鳥肌が立ちました。となりにできたワンワールドトレードセンター、その力強くそびえ立つ姿はテロに負けることのないアメリカの底力を象徴するようでした。明日もがんばりたいです。

★小林 祥太朗
 今日の夕食の時、共同通信社ニューヨーク支局長の永田さんに核問題についての考えをお聞きしました。アメリカでは「核抑止論」の考えが昔から根付き、危険性を分かっているため節度を守って安全に取り扱えるが、北朝鮮の核は性能に疑問があるなどの理由で、アメリカと北朝鮮が核を持つことに意識の差があると分かりました。

★今井 真奈美
 今日一番の収穫は牧師さんに取材できたことだった。私のテロという取材テーマの大きな壁の一つは宗教との関連性だったので、声をかけてみて本当に良かったと思う。9・11メモリアルパークでは、事前の下調べで見ておきたい所を効率良くまわれた。また、展望台で見た街並みは決して日本では見られないので、とても感動した。

★小根沢 秀夫
 9・11メモリアル博物館に行きました。館内には実物の壊れた鉄骨、当時の映像や写真などが展示されていました。特に当時の写真から、事件の悲惨さがひしひしと伝わり悲しく感じました。9・11について知っているようで知らなかったことが多かったので、私の同世代の日本人にも事件の悲惨さをもっと知ってほしいです。

★古畑 えりな
 今日印象に残ったのは9・11メモリアル博物館。あの日あの時何がおこったのか、信じられない光景が目の前をおおいました。犠牲者1人1人の顔を焼きつけていくだけで、今当たり前に自分の大切な人たちが近くにいることは幸せなんだなと感じました。仲間とも徐々に打ちとけ合い、別れがさみしく感じる今日このごろです。

★若林 野乃実
 今日は宮嶋みぎわさんのお話をお聞きしました。日本とアメリカの女性差別の国民意識の違いや、仕事についての捉え方、考え方について教えていただきました。日本より不安定なニューヨークだからこそ感じられる日々の上達を楽しみ、仕事も楽しみの一つとして捉えているみぎわさんに感銘を受けました。

★牛山 祐樹
 今日は9・11メモリアルミュージアムに行き、アメリカのテロとの戦いの歴史を学ぶことができ、午後の共同通信社NYC支局長永田さんのお話ではテロに関連して、トランプ政権下での移民の人々がテロの原因だと標的にされていると聞き、アメリカ社会の抱えるテロ問題の深刻さを痛感しました。

★諌山 ありさ
 今日は自由の女神を見ました。ガイドさんから聞いた話では自由の女神の近くのエリス島でヨーロッパなど2週間かけてやってきた移民の入国審査があったそうです。内容はとても厳しく、夫婦で来ても二人とも入国できるとは限りませんでした。明日は最終日です。できることをやっていきます。

★島 美農
 様々な体験が満載で、非常に充実した1日だった。9・11メモリアルでは、テロの惨状を表す写真や実物などを目の当たりにし、改めて平和の尊さを痛感した。しかし今日は自由の女神像や貿易センターの展望台、野球観戦のそれらの迫力に圧倒され、観光の面でも満喫できた。取材もいよいよ明日で最後なので、気を引き締めたい。

国連本部、メトロポリタン美術館へ…取材日最終日

きょうで取材は最終日になります。国連本部、メトロポリタン美術館の合間に国連の軍縮担当職員や共同通信社の記者さんらに話を聞くことができました。各自の取材テーマを考える上で、非常にヒントになりました。
仲間たちと一回り大きくなり、明日は帰国の途につきます。


△安全保障理事会

△国連総会議場

△メトロポリタン美術館で

△フェアウェルパーティーで

感想を紹介します。


◇◇◇中学生◇◇◇

★木内 優花
 取材最終日の今日は、内容が不足しているところを徹底的に取材しました。国連では、さまざまな国の人々がいたため、今までにないような意見を拾うことができました。この海外派遣を通して、私にはさまざまな出会いがありました。1つ1つの出会いがこれからの自分の大きな支えになると思います。

★三好 咲楽
 今日は取材ができる最後の日でした。国連では、普段見られないとても貴重な体験をすることができました。特に総会の部屋の迫力は桁違いで、壁に描かれた抽象画も素敵でした。昼食では、国連担当の共同通信の方からお話を聞かせていただき、取材がはかどりました。

★田畑 尚大
 超楽しかった。人生初の海外。伝わらぬ言語。味の濃い食事。全てが新鮮であり、良い経験となった。来る前は不安ばかりあった今回。でも、優しく、面白い仲間が居てくれて、すごく楽しく、不安のない一週間となった。長い人生の中では本当に短い一週間。でも、その中に絶対に忘れられない最高の思い出ができた。

★林 さくら
 とても充実した1日にする事が出来た。何のためにアメリカに来ているかを改めて良く考え直して優先順位にそって行動した。最初は全然上手くいかなかった取材も、この1週間、英語を精一杯使って努力して取材していくうちに、だんだんと自分の英語に変化が見えてきた事がなにより嬉しかった。日本に帰っても英語が自分の武器になる様に進化させたい。

★石川 桃萌子
 今日は最終日なのでとにかく取材を沢山しました。アメリカ人の方に出来れば取材したいな、と思っていたのですが、取材した9人全員が外国人でほぼ旅行者でした。いろんな国の人々に質問できたのは良かったのですが、記事を書くとすると少し残念です。ニューヨークは本当に外国人が多いな、と思いました。

★岡本 京夏
 今日は楽しみにしていた国際連合本部の見学でした。ガイドさんの英語の発音が今まで聞いたことないくらい綺麗でさすが国連だと思いました。自分の目で安全保障理事会や国連総会の議場を見ることができ、また、国連の経費より世界の軍事費の方がはるかに多いことに驚きました。新しい意外な発見もあり、活動最終日とても貴重な体験となりました。

★増田 匠
 今日は国連に行きました。ニュースなどでもよく出てくる議場にとてもテンションが上がりました。最後の取材日という事もあり、国連でもメトロポリタン美術館でもたくさんの人に取材をする事が出来ました。今日までの取材で得た話を100%出し切れる記事に出来るようにがんばります。

★吉田 あゆみ
 今日は、いよいよこの旅で取材できる最後の日でした。今日の訪問先は国連本部とメトロポリタン美術館でした。まず国連本部の前でデンマークの方に取材をしました。そして、メトロポリタン美術館では車椅子の女性に取材をしました。どの方も気軽に取材に応じて下さり、とてもありがたかったです。そして、嬉しかったです。

★佐藤 美優
 今日は、アメリカ最後の日ということもあり、取材に力を入れた。「人種差別」をテーマに国連では黒人の人に取材した。その方はやはり差別を受けたことがあると言っていた。すごく悲しい気持ちになった。言葉に出来ないくらい。この気持ちをノートに書き留めて、忘れないで明日、日本に帰国したい。

★冨永 奈歩
 ニューヨーク国連本部。私が今回の派遣事業において最も関心を持って取り組んできた場所だ。様々な重大な決議をする大きな議場を見て、世界の平和、ルールなど、今後の未来を担う私達が今出来る事を精一杯取り組もうと心に決めた。この事業に携わって下さったすべての方への感謝の気持ちと仲間との絆を忘れずに、これまで以上に気を引きしめて学ぶことを追求していきたいと思う。

◇◇◇高校生◇◇◇
★宇崎 成美
 取材最終日とあって、少し寂しい気持ちと同時に、頑張ろうと思い積極的に取材に臨みました。取材活動を振り返って思うのは、アメリカの皆さんが本当に協力的で私の英語を真剣に聞き、答えてくれたことがありがたかったな、ということです。無事最後まで取材ができた達成感と感謝はこれからも忘れずにいたいなと思います。

★佐藤 匠馬
 今日は取材最終日、いよいよ国連本部の見学に行きました。テレビの先にある異世界。そんな感覚さえ覚えるほどの総会、安保理の会場が目の前にあること、思わず鳥肌が立ちました。そして英語でのガイドでは90%理解して、残り10%はいままでの予備知識で補う。自分としては頭をフル回転で国連を深く知ることができた。

★小林 祥太朗
 この滞在で学んだことは、メディアの影響の大きさです。読んでいる新聞や見ているニュースによって、何が真実かも分からなくなると分かりました。これから生きていく中で、様々な見方をするには、一つのメディアだけを信じずに、様々な視点の説明を聞き、どの情報が正しいのかを見極める必要があると感じました。

★今井 真奈美
 最終日の今日は観光に集中できた一日だった。国連では英語のガイドで今までの知識よりも更に深いものを得た。取材は勿論、ガイドさんへの質問や料理を出してくれるスタッフと一緒に写真を撮ったりと、この派遣は自分の積極性を磨く素晴しい機会となった。学生記者として帰国後はこの知識や経験を広く伝えていきたい。

★小根沢 秀夫
 いよいよアメリカの旅も終わりです。この1週間は本当にあっという間でした。最後にしっかりと目に焼きつけようと思いながら、メトロポリタン美術館を回りました。フェルメールやレンブランドの絵が見られてうれしかったです。また取材では、足りない所を補うような取材ができました。いい記事が書けるように頑張りたいです。

★古畑 えりな
 今日はずっと行きたかった国連本部に行きました。世界平和をつくろうとするその姿は、とても憧れました。私は平和教育に興味があり、その話をたくさんお聞きでき、自らの考えも見直せるいい機会でした。今日でラストの滞在です。まだみんなと別れたくないです。最後の一秒一秒までしっかりと楽しみたいです。

★若林 野乃実
 今日は国連本部に行きました。アメリカに行く前からとても楽しみにしていた国連本部では英語でガイドを聞きながら、総会の会場やPKOの活動についての資料を見ることが出来たということはとても貴重な体験でした。また、現地記者の千晶さんにお手伝いいただき、取材も深く多くのことを知ることができました。

★牛山 祐樹
 今日は国連本部に行きました。国連職員にずっと憧れていて、施設を回って実際の会議場を見学させていただき、やっぱりカッコイイと感じましたし、自分も目指したいという思いが強くなりました。また、メトロポリタン美術館では多くの貴重な作品を目にし、圧倒的な世界観にのめり込んでしまいました。

★諌山 ありさ
 今日は取材最終日でした。私は朝、急にテーマを変え、最後の取材をスタートしました。今日取材した人はとても心を開いてくれて話しやすかったです。今までの経験をこれからに生かします。本当に貴重な体験をすることができました。一回り大きくなれた気がします。

★島 美農
 アメリカ滞在の最終日にふさわしい、とても充実した1日だった。国連本部では説明を英語で聞かせてもらったが、分からない部分が多く、英語を話せることって格好いいなと改めて思った。また、取材もだんだんと外国の方に話しかけることに抵抗を感じなくなった。あとはどうまとめるかが問題になるので、よく考えてやりたい。

さらば、アメリカ!

中高生記者一行は、アメリカでの全行程を終了しました。みんな、頑張りました。ユナイテッド79便で帰国の途につきます。


△元気に帰ります!

それでは、また会う日まで

アメリカから成田空港に無事、到着しました。米国出発直前にはパスポートが行方不明になったり、到着後には腕時計を飛行機に忘れたり、最後まで話題と笑顔に事欠かない7期生でした。
帰宅後はそれぞれの生活に戻ります。米国で出会った人たち、知ったことや経験を思い出してみてください。それを記事に込めて書きましょう。それを胸に未来に続く日々を歩みましょう。米国派遣事業に関わった人たち、そして家族への感謝も忘れないでください。同行した大人たちも、みなさんの姿に勇気をもらいました。頑張りましょう。それでは、また会う日まで。


△無事、入国しました!

△解団式。

△また会う日まで!