一般社団法人 長野県新聞販売従業員共済厚生会

第14回信毎こどもスクール

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「忍者研究之巻(開催地:松本市)  小さな忍者、松本に現る」

 第14回信毎こどもスクール「忍者研究之巻)」が開かれ、参加した小学生らが体験教室や研究者の講演を通じて忍者の実像に触れた。
 体験教室では、各地で忍者ショーなどをしている「伊賀流忍者集団・黒党(くろんど)」(三重県伊賀市)の5人を講師に、「抜き足差し足」といった忍者独特の歩き方や走り方、風呂敷を上半身に被ってうずくまる「幕」という隠れ方を学んだ。講演した三重大人文学部の山田雄司教授(48)=日本史=は、忍者の主な役割は情報収集で、戦う危険を避けて味方に情報を伝えることが重視された―などと解説した。
 諏訪郡富士見町から訪れた小学6年の安藤栞さん(12)は「情報収集が役割だと聞いて、手裏剣を投げるような忍者のイメージが変わった」と話していた。
 信毎こどもスクールは信濃毎日新聞社の主催で、一般社団法人長野県新聞販売従業員共済厚生会が共催。この日は、児童、保護者、一般の聴講者ら約100人が参加した。