滞在日記 8/2同行記者の報告
出発!
これから出発します。派遣記者たちは、ホテル、空港でもにぎやかです。和気あいあいの様子を紹介します。
朝食もしっかり食べてます
朝食の後、加島先生に英会話の相談
宿泊した成田市内のホテルロビー。出発へ「えい、えい、おー」成田空港に到着しました
ワシントンDC入り 取材スタート
日本を出てからおよそ12時間半、2日午前10時20分にワシントンDC近郊のダレス空港に到着です。時差は日本より13時間遅れ。日本を出た時と、あまり時刻が変わっていません。まず訪れたのは、ワシントンのアメリカン大学で広島、長崎の被爆70年に合わせて、20年ぶりに開催中の原爆展。来館者にも熱心に取材しました。その後は、リンカーン記念館、そしてホワイトハウス(外観見学)へ。20人は、時差ぼけに耐えながら、充実の1日を送りました。長い1日でした。
アメリカへ向かう旅客機から望む原爆展を取材。故丸木位里、俊夫妻が原爆の惨状を描いた「原爆の図」も来館者にもインタビュー原爆展のパネル展示
中学生・高校生派遣感想
細貝 夏鈴(信大附属長野中学2年・長野市) |
原爆展に来ていた方に取材しました。幅広い世代の方から話を聞くことができ、原爆投下について今までより真剣に考えることができました。明日からも、自分から話しかける勇気を持ち、一つでも多くの事を学びたいです。
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小林 彩紀(西部中学3年・長野市) |
(時差で)8月2日が2回ありました。飛行機で眠れなかったので、気持ちが悪かったです。取材では通訳の方を通して話をすることもありましたが、自分からアメリカ人に取材することができたので、良い体験をしました。
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宮沢 真歩(長野日大中学3年・長野市) |
原爆展に来ていた方に、「原爆をなくすのは不可能」と言っている人がいることについて、意見を聞くことができて良かった。まだまだきちんと話せているか分からなくて不安もあるが、今後も勇気を持って挑みたい。
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加藤 良弥(屋代附属中学3年・長野市) |
ついにアメリカに上陸しました。今日いちばん心に残っているのは、夕食をご一緒した共同通信社の新井さんへの取材です。同時多発テロを現地で取材した体験や、取材していたから分かる考えなどはとても新鮮でした。
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向井 葉月(東部中学1年・東御市) |
今日は、初めて原爆のことを生で感じました。今まで、同じ日本にいたのに、あまり広島、長崎の原爆投下について、詳しく調べたことがありませんでした。初めて知ることがたくさんあり、衝撃を受けました。
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関川 岳樹(真田中学2年・上田市) |
初のアメリカ、ワシントンに到着しました‼ 原爆展で、「もめ事を武力で解決することは賛成ですか」という質問をして、相手の人が反対を強調していたことが印象に残りました。明日も、積極的に取材していきたいです。
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山口 桜(第三中学3年・上田市) |
アメリカに着いてすぐの原爆展では、日本人の私が知らなかった、広島の焼け焦げた建物の写真などが多く展示されていて、衝撃的でした。アメリカ人の立場からの考えも取材でき、多くの視点から物事を考えられました。
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加賀田 穂(信大附属松本中学1年・松川町) |
一瞬にして焼かれた何十万もの人々の命の重さ、無念さを感じ、しばらくその場を動けなかった。原爆は恐ろしい。私達人間は、こんな恐ろしいものを持ってはいけない。アメリカン大の原爆展を見てあらためてそう思った。
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音琴 茉依(信大附属松本中学2年・松本市) |
インタビューをする中で、原爆投下への考え方は、日本人とアメリカ人、年代などで違いましたが、平和に向けて、私もこのような悲劇が二度と起きないように次世代へしっかり伝えていくことが大切だと思いました。
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有賀 香乃(才教学園中学2年・岡谷市) |
今日は、アメリカに着いてすぐ原爆展へ行きました。友人だという八十代の男女にインタビューしました。女性の方は涙を流されていました。あらためて戦争の悲惨さと平和の大切さを感じました。
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中込 光穂(長野吉田高校1年・長野市) |
初取材地は、アメリカン大学の原爆展。自分は初めて原爆の怖さを生で見た。原爆は恐ろしい。あらためて実感した。明日は自分の取材テーマの博物館などを訪問する。自分からいろいろな人に意見を求めたい。
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渡辺 咲(飯山高校2年・山ノ内町) |
アメリカ初日は、アメリカの雰囲気と取材先での他の派遣記者に圧倒されるばかりだった。英語ができないからと、いいわけを言っていたら、この体験が無駄になってしまうので、「積極的」を常に意識していきたい。
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丸山 昌俊(長野工業高専3年・千曲市) |
原爆展でインタビューしたローラン・フリーマンさん(85)は、この展覧会を通して、原爆をより現実的なものに感じたと話していた。涙を流しながら話す彼女の姿はとても衝撃的で原爆の罪の大きさを感じた。
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荻原 環(小諸商業高校2年・上田市) |
見るもの、聞くもの、食べるもの。全てに胸の高鳴りが止まりません。アメリカ全部を吸収したくて五感をフル活用。香ってくる強めの香水、量が多くて味の濃い、一見不気味な料理…。どれにも感動した今日一日でした。
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竹内 佑太(上田高校2年・上田市) |
原爆展で、ある米国人女性が「原爆はあってはならない。必要なのは互いを尊重し合う対話だ」と涙ながらにしっかりと目を見て語ってくれた。国境のない平和への願いを感じ、また、このような出会いに感謝する一日だった。
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小坂 涼葉(松本県ヶ丘高校1年・塩尻市) |
アメリカは何もかもがデカい。空港、人、ビル、人の声、リンカーン大統領の像、ワシントン記念塔、そして考え方までも日本よりはるかにデカかった。明日からどんなデカさが見られるのか、わくわくさせられた一日だった。
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西川 茉那(松本蟻ヶ崎高校2年・松本市) |
アメリカ初上陸‼ ワシントンはフレンドリーな人達がたくさんいて、私のテーマの人種差別についても熱心に応答してくれた。実際、聞いていいのか不安だったけれど、聞くことができてよかった。
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高力 那岐(松本深志高校3年・松本市) |
ホワイトハウス正面、36年もの間、アメリカ政府に反戦反核の抗議を続ける女性がいた。彼女の足の指はかつて警察の暴行によって奇形化していた。私は彼女に敬意を示し、これからの取材の決意を新たにした。
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河野 恵理子(伊那北高校2年・箕輪町) |
今日、最も印象深かったのが、原爆展である。日本で、「原爆投下はしかたがなかった」という意見に触れるのはめったにないことだ。アメリカに来てそういう意見を聞き、必要なのは物事をより多角的に見る力だと分かった。
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水上 朝比(飯田風越高校2年・駒ヶ根市) |
初めてだらけの一日だった。興奮して感動して、疲れた。いちばん衝撃を受けたのは、原爆展の会場にあったかつての日本の子どもたちの絵や書だった。中でも「米國のお友達」という書にとても複雑な気持ちになった。
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