小山 奈乃実 (上田第二中学校 中2・上田市)
アメリカって とってもフレンドリー
いよいよ入国ゲートが近づいてきました。審査では、時間がとてもかかることや怖い審査官がいると聞いていたので、少しドキドキしていました。
自分の番が来ました。「Hello」にこやかに挨拶すると優しく相手も答えてくれました。それがきっかけで、不安がなくなり、スラスラと受け答えができました。気づいたら、誰よりも最初に終わっていました。やった~~~一番乗りと思いました。
ホテルでのこと。部屋のシャンプーが少なくなったのでフロントに話に行きました。そのとき、係員の女性が、話しかけてきました。
何を言っているのか初めはわからなかったのですが、ジェスチャーをしてくれました。私の上着がリバーシブル!?だったのです。恥ずかしかったけれど、伝えてもらって嬉しかったです。
別の時にも、お客さんが話しかけてくれました。「今日、東京に帰りますか」と尋ねてきました。なので、わたしは英語で「I am going to go to NewYork」(ニューヨークに行きます)と答えることができました。「Enjoy your stay」(楽しい滞在を)とニコニコしてくれて、自分の英語が通じてまたまた嬉しかったです。
一番心に残ったことは、ガールスカウトのみなさんとの交流です。初対面だし言語も違うので、最初は話しかけづらかったったのですが、「一緒に遊ぼう」と言ってくれたので距離が無くなり、仲良くなれました。
水風船の投げっこは、とても盛り上がりました。服が、びしょびしょになったけど、簡単な英語でいっぱい遊ぶことが出来たので本当に楽しかったです。
そして、雨が降ってきたので室内へ。私は「カントリーロード」の歌詞とイラストを描いて用意していました。ギターも弾いて一緒に歌えてよかったです。
この旅行で、アメリカの人達はフレンドリーな人がたくさんいて、自分から心を開けば、すぐに仲よくなれることが分かりました。
ガールスカウトとの交流でお邪魔したメンバーの自宅記念写真も撮影しました輪になってまずは歌で交流
日本の漫画 ニューヨークでは
今回、私がアメリカに来た目的のひとつは、日本のアニメや漫画がアメリカでどのくらいの人気があり、どう評価されているのかを調べるということだ。ニューヨークの5番街で取材した。
ニューヨークには日本の書店も出店している。日本の漫画だけが並ぶフロアもあり、驚いた。英訳されたものや日本語のものまで、さまざまなジャンルの漫画がところ狭しと並んでいた。
早速、インタビューした。少女漫画のコーナーにいたリストさんは16歳の女の子。ノルウェー在住で、アメリカにいる兄弟の家に夏休みを利用して遊びに来たそうだ。ニューヨークの書店で日本の漫画について取材
「日本の漫画はどうですか」と質問すると、「マンガだいすきよ。おもしろい」と日本語で答えてくれた。
「どうして日本語が上手なんですか」と尋ねると、日本のアニメの英語字幕を見ながら日本語のセリフを聴き、独学で勉強したとのことだった。漫画やアニメを語学の勉強に役立っていると知り、とても感心した。
次に、人気漫画「ONE PIECE(ワンピース」」のコーナーにいた16歳の女の子アニーさんに「どのくらい本を持っていますか?」と質問した。アニーさんは、たくさんの本を持っていますが、それは電子書籍だそうだ。しかし、単行本が好きで本屋さんにもよく来ると話していた。
その日はちょうどアニーさんの誕生日。彼女は、母親とともにバスを2時間半乗り継いでニューヨークの書店に来た。漫画をプレゼントに買ってもらうと聞き。思わず、拍手してお祝いした。
この取材で、日本の漫画・アニメが、アメリカでもすごく人気なことが分かった。実際に生の声を聞けて本当に良かった。