一般社団法人 長野県新聞販売従業員共済厚生会

滞在日記・ニューヨーク出発、帰国

タイムズスクエアの交差点を歩く中高生記者。これでニューヨークともお別れです.jpgタイムズスクエアの交差点を歩く中高生記者。これでニューヨークともお別れです いよいよアメリカを離れる日が来ました。整然とした美しい町並みのワシントンDCとは打って変わり、高層ビルが立ち並び、雑然としたエネルギーがみなぎるニューヨークはとても刺激的。わずか2日間の滞在でしたが、国連本部、共同通信ニューヨーク支局といった硬派な取材に加え、ロックフェラーセンターでの夜景鑑賞、セントラルパークでくつろぐ人へのインタビュー、夕食会後のホテルまでのウオーキング(約10分)などニューヨーカー気分をちょっとだけ味わいました。

 出発前の荷造りも大変だったようです。おみやげをたくさん買い込んだ人も多かったようですが、スーツケースの重量オーバーは大丈夫だったかな。携帯用のはかりでチェックする人もいました。

出発前のロビーで生徒たちにメッセージを送る川尻千晶さん(右)。本当にお世話になりました.jpg出発前のロビーで生徒たちにメッセージを送る川尻千晶さん(右)。本当にお世話になりました 出発前のホテルのロビーでは、このツアーのほとんどの行程で同行し、生徒のインタビューをサポートしてくれたアメリカ在住のフリージャーナリスト、川尻千晶さんがあいさつしました。川尻さんは、生徒たちの様子を見守り、応援し続けた旅行スタッフや、アメリカへ送り出してくれた両親への感謝を忘れないように、そして今回の経験をきっかけに、どんな小さなものでもいいから夢を持ち続けよう-とメッセージを送ってくれました。
 今回のツアー。川尻さんのおかげで生徒たちもいろいろな人にインタビューすることができ、異文化への扉を開くきっかけをつくってくれました。本当にありがとうございます。日本に来て、長野にいらっしゃることがあれば、今回のメンバー、さらに昨年の派遣メンバーで協力しあって全力で歓迎したいと思います(幹事は未定)。

 JFケネディー空港へ向かうバスの中では、引率した7人のスタッフと現地ガイドさんが生徒たちにメッセージを送りました。
 空港に着くと、靴まで脱がされるセキュリティーチェックがあり、それを無事通過すると、最後のショッピングタイム。大人チームの中には、1週間不在にした家族へのサービスをと-おみやげを買い込み、COACHのバッグを買い求める人も複数いました。
 帰りのフライトはさすがにみなさんお疲れの様子。ようやく成田空港に降り立ち、出国審査を終えて一安心です。パスポートをなくす人もなく、無事、帰国することができました。

 帰りの電車は、長野方面、松本方面に分かれ、降りる駅もそれぞれです。近くの席同士でおしゃべりを楽しみ、記念写真も撮影。乗り換えや下車の際のわずかな時間に別れを惜しみました。長野に向かう新幹線では、わざわざ新幹線のホームまで降りてきて、生徒を出迎えたり、車内のメンバーに手を振ってくれたりするご家族もいて、とてもうれしかったです。みんなを無事、長野県まで連れ帰ることができ、スタッフ一同もホッとしました。
重いスーツケースを手に成田エクスプレスへ.JPG重いスーツケースを手に成田エクスプレスへ新幹線の車内。記念撮影をして名残を惜しみました.JPG新幹線の車内。記念撮影をして名残を惜しみましたa.jpg新幹線ホームまで出迎えに来て、お礼のメッセージを送ってくれたご家族(あわてて撮ったのでピンボケしてしまいました)



 これで今回の旅は終わり。ただ、忘れないで! 日本に戻って、終わりではありません。みなさんにはこれから、重要なミッションがあります。今回の貴重な体験、しっかり記事にまとめてくださいね。中身については、こちらでしっかりとチェックさせてもらいます。

 それではみなさん、8月下旬に信濃毎日新聞に掲載予定の特集紙面を楽しみにしていてください。

滞在日記・同行記者からのメッセージ

 最後になりましたが、同行記者からメッセージを送ります。
 自己紹介が大変遅くなりましたが、私、信濃毎日新聞の地域活動部で記者をしている阿部と申します。普段は、中高生や大学生向けの「ステップ!」というページを担当し、中高生や大学生の書いた記事を添削し、このページに掲載するような仕事をしています。
 今回の取材旅行。世界各国や日本全国のニュースを信毎に配信する共同通信社のワシントン、ニューヨーク両支局には大変、お世話になりました。
 両支局をはじめとする各所に、中学・高校生をぞろぞろ引き連れて取材に出向き、ご多忙な中、ご迷惑ではないかと少し心配しましたが、それぞれの場所で歓迎していただき、本当にありがとうございました。
 今回感じたことは、大人は若い人たちに、何かを伝えたいのだ-ということです。共同通信社のみなさん、コーディネーターの川尻千晶さん、米国で出会ったさまざま人たち、そして、私たち旅行スタッフも…。
 そして、そんな大人たちの「伝えたい」という気持ちを引き出したのは、まさに生徒全員の「学ぼう!」という真摯な姿勢があってこそです。真剣に耳を傾け、的確な質問をする生徒たちの姿に、今回の旅行中、いろいろな方からお褒めの言葉いただきました。

 本当にみんなよく頑張ったね。正直な話、みんながこんなにも英語でコミュニケーションを取ろうとするとは思わなかったです。とてもうれしい「想定外」でした。このハードスケジュールに文句の一つも言わず、頑張った生徒たちを、ご家族のみなさんもしっかり褒めてあげてください。Good Job!

 みんながこれからどういう学生生活を送り、大人になっていくのか。兄貴のような立場で、楽しみに見守っていきたいと思います(本当は親子くらい年が離れていますが…)。

 それでは、またこれからもよろしくお願いします!

みなさんの感想

otoko.png土川拓樹
最終日なのにバス酔いかよ!!!朝からバスに揺られ酔いに酔った僕は写真を撮るのにも苦労した笑。皆本当に仲良くしてくれて事前学習会のときの真面目さと全然違った.あっと言う間の一週間、America最高!!!
onna.png横山 由貴
いよいよ日本に帰国の日となった。長いようで短い一週間、いろんな国の人の心のやさしさに触れた1週間、アメリカという大国の歴史を知る1週間、日本の良さをあらためて感じた1週間。なんと濃く充実した1週間だっただろうか。しかしまだまだ見たりない所も多かった。今後は私が外国でその歴史などを子供達に教えられる立場になりまた訪れたいと思った。
onna.png小山 奈乃実
帰りはたくさん寝れて良かったです。行きが10分程度しか眠れなかったので…。さよならアメリカ!!ニューヨークくん、ワシントンくん!ありがとう!こんにちは、日本!!上田市くん、よろしく!!
otoko.png宮原 健太
今日はアメリカ最後の日で、アメリカの空気と景色をしっかり目に焼き付けました。飛行機に乗ってからは、恒例のテトリスをやりまくり、結局目が充血してしまいました。空港ではたくさんのお土産を買ったため、手荷物の量がすごいことになってしまいました。
otoko.png小林 大純
今日は最後のアメリカだった。と言っても朝起きて、朝食を食べに行って、荷物まとめて空港に向かい、空港で少しの買い物をした程度だった。しかし、今日も一人で取材に行ったり、お店で店員さんとやりとりしたりと得たものは大きいと思う。一つ日本に帰って心残りなのが、そうした一人でのチャレンジを一日目からもっとするべきだった。恐らく、次にアメリカへ行く時はこれほどのサポートは無いだろう。今回の企画や、それに携わってくれた人に感謝し、次へ大きく踏み出したい。
onna.png小川 彩那
いよいよ最終日、日本へ帰ります。NYでお世話になったみなさんとお別れは悲しいです。そして、1週間一緒に頑張って取材できてすごくうれしかったし、これからも繋がりをもっていたいです。今回の研修ですごく成長できたし、将来に繋がることがたくさんありました。
onna.png小山 奈乃実
成田エクスプレスを降りたら、みんなとお別れ…。悲しいです.今回の取材旅行、とっても楽しかったです!!もっと、みなさんとたくさん話をしたかったです。しとけばよかった!!また、来年も取材してもいいですか?そんなよくばってはダメですよね…。楽しい素敵な旅行にして下さった方々にとっても感謝をしています。ありがとうございました!!記事、責任を持ってしっかり書かせていただきます。
onna.png木次 萌
9・11メモリアルでのお話は本当に心に残るものでした。私たちにはわからないほどの深い悲しみを乗り越え、悲劇を語り伝えようという気持ちが本当によく伝わり、私たちも伝え続けなければならない、という気持ちになりました。まだしらないこともあるので、調べて行こうと思います。共同通信でが、最後の取材とは考えられませんでしたが、逆に最後の取材となりました。たくさんの有益な情報を知ることができました。今、飛行機の中ですが、旅の終わりを実感することができません。また、飛行機を降りると取材三昧な一日が始まると思っています(笑)本当に濃縮された1週間でした。私たちを見守ってくれた大人スタッフの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。(8月2、3日まとめて)