滞在日記7/30 2013 of 中学生・高校生海外派遣記者・こどもスクール

一般社団法人長野県新聞販売従業員共済厚生会

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updated 2020-04-03

滞在日記・ワシントンの２日目

連邦議会議事堂の見学。歴代大統領の像やたくさんの絵画がありました　２日目はまず、連邦議会議事堂の取材です。この日はなんと、共同通信ワシントン支局、在米日本大使館の仲介で現役の上院議員さんに面会することができました。インディアナ州選出のジョー・ドネリーさんです。インディアナ州のミカシャワが塩尻市と姉妹都市提携を結んでいる縁で、面会が実現しました。一般のツアーではもちろん入れない上院議員会館にお邪魔し、ドネリー議員と握手して記念撮影。ドネリー議員は「日本はとても重要なパートナー。みなさんの訪問を歓迎します」と語りました。わずか５分ほどでしたが、とても貴重な体験となりました。

中高生記者と握手するジョー・ドネリー上院議員　ホワイトハウスの前では３０年以上、核兵器廃絶を求めてテントで座り込み抗議をしている年輩の女性がいました。中高生たちはこの女性も取材。「広島も長崎も二度と同じ過ちをくり返してはいけない。そして、原子力発電所もなくさなければ」と訴えました。本人の生活するテントの横には、広島や長崎での原爆被害の写真が飾られています。原爆投下後の人々の悲惨な姿を写した写真は、この日訪れたアメリカ国立歴史博物館にはなかったものです。ご本人は「警察に何度も逮捕されたことがある」と話していましたが、核兵器の使用がどんな結果をもたらすのかを米国民に伝えたいという強い思いが伝わってきました。

国立歴史博物館に飾られているダイヤ。所有者が不幸になるとのいわれがある　　国立アメリカ歴史博物館では、アメリカ自動車産業の中での日本車の位置づけや、アフリカ系アメリカ人をめぐる歴史について生徒たちは、現地コーディネーター川尻千晶さんの助けも借りながら、英語でのインタビューに挑みました。国立自然史博物館でも来場者へのインタビューに挑む人がいました。日を追うごとに、みんな積極的になっています。あす以降が楽しみです。
　　あすのワシントン最終日は、日系人として日米の架け橋になろうと活動を続けるアイリーン・ヒラノさんを取材。そして、夜には同世代の地元ガールスカウトと交流します。

国立自然史博物館に飾られているミイラ国立自然史博物館でも来場者に取材国立アメリカ歴史博物館に飾られているホンダ車

ホワイトハウス前で核兵器廃絶を訴える女性を取材する中高生記者ホワイトハウスの前で記念撮影

みなさんの感想

西本　茉衣	今日は議事堂に行ったり、博物館に行ったり、忙しい一日だった。会食も少しつかれたけど、タメになる話が聞けてよかった。
ルジチカ　イザベラ	アメリカ人の、個性豊かで色鮮やかな服が開放的でうらやましい。サマーキャンプで、４、５歳の子たちが、歴史博物館に来ていてすごいと思った。昼に中華料理を大量に食べてから夕食でドイツ料理をつめこむのは、本当にきつかった。店のレジの人が会計に10分くらいかかっていて、時間おくれそうになった。
土川　拓樹	ワシントンの街には、美人がいっぱいで少しほれかけた（笑）明日はワシントン最終日。気合だ気合だ気合だーー！！
小山　奈乃実	今日は２つも博物館に行きました！！１つは国立歴史博物館でもう一つは国立自然史博物館です。見たかったブラックダイヤモンドを見てきました。キラキラ光っていてキレイだったので思わず写真にとってしまいました。のろわれるかも…。壁やゆかが大理石や白色で貴族が使うようなデザインになっていたので「アメリカに来ているんだな」と意外なところで実感したりしました。
小川　彩那	今日の夕食は市内のドイツ料理専門のレストランでした。そこで共同通信ワシントン支局の支局長さんと通訳を目指している大学院生と、外交官の方とガールスカウトとの交流会を企画して下さった４名をゲストに向かえての会食でした。外交官の方には、自分の将来の夢をきいて頂き、さらに明確なアドバイスをもらえて本当にうれしかったです。政治や経済の話もとても興味深かったです。最後に、私の夢が叶ったときは、また会おうと言われて名刺までもらえました。是非もう一度会えるようにがんばりたいです。
松本　千里	スミソニアン博物館へ行きました！この博物館はなんとアメリカや世界の展示物がとてもたくさん展示されていて、すべて無料で入場することができます！！スミソニアン最高！！一日いてもあきないと思います。ここに移住したいくらいです。
佐藤　奏光	お腹がすかない…。でもおいしいから残すのがもったいない～。U.S　Capitolでは貴重な体験ができた。上院議員のジョー・ドネリーさんと無事あえることができてよかった。とてもやさしそうな方だった。明日はもっとたくさんたべれるようにする！
五十嵐　唯人	昼に中華が出た。魚肉！肉！揚げ物！微妙なサラダという物ばかり食べていると、日本食を体が欲するようになってくるけど、少し近い中華料理が？出て、おいしかった。UNION　STATIONでお土産をたくさん買った。我が友達、家族、恩師達よ、お待ちあれ。アメリカという異空間の環境に慣れてきた。今の僕なら正面から２人手をつないだ大きい男性が歩いても動揺することはないだろう。
細谷　夢子	ホワイトハウスの前に33年間、原子力反対を訴え続けているという方がいました。反対することは誰でもできるけど、何十年も訴え続けるなんてすごい信念です。インタビューできてよかったです。
前田　惇超	朝から２分の遅れをしてしまった。もう少し団体行動ということに意識を向けたいと思う。今日は、アメリカの歴史についてとても詳しく学んだ。そしてアメリカは歴史を正しく大切に残す国だとも分かった。国立アメリカ歴史博物館では、第２次世界大戦の日本とアメリカの状態について、現地の人に意見を積極的に聞けてよかった。食事の際はとてもためになる話をたくさん聞けてよかった。
小林　大純	今日は朝早くから国会議事堂へ行き、その後もギッシリとしたスケジュールでとても疲れた。しかし、ホワイトハウスや国会議事堂といった教科書で見るような場所に行けて、とても勉強になった。食事の３食すべてがおいしくて、ボリューム満点だったから時折苦しい場面もあったが、それも旅の醍醐味である。
飯島　みこと	３回も時間を守れず、他の人にめいわくをかけてしまい、「5分前行動を意識しないと」と思いました。インタビューができなくて残念だった。ガールズスカウトの人とは、自分で話せるようがんばりたい。
宮原　健太	インディアナ州上院議員のジョードネリー氏にお会いした。普通、上院議員は地方議員、下院議員を経てからなるものだそうだ。そのため、各議員は地方重視の政策を提示するらしい。日本は議員となれば、国の代表としての色がつよい。両国間の政治の性格の違いも面白いと思った。
宮澤　小春	国立アメリカ歴史博物館と国立自然史博物館の２ヶ所で、3組の家族にインタビューをしました。ある家族の母親は「本人達にはわからないかもしれないけど、博物館を訪れることで知識はどんどんと子供たちに吸収され、将来のためになるだろう」と答えてくれました。世界最大級の博物館群が国内にあるとは、とても恵まれた環境だと思いました。日本では考えられないです。インタビューに答えてくれた家族はみな親切でした。アメリカ人を知る、とても大切な一歩を踏み出すことができたと感じました。
カテザ　ニャーシャ	昨日より疲れが出て来た気がする。今日もほんと沢山見たなぁ。国会議事堂が思ったよりすごかった。中ってあんな風になっているんだなぁ･･。歴史博物館で取材ができてよかった。でも早口でついていくのが大変だった。昼食おいしかったけど、味が濃くてしかも量が多かった！！買い物が沢山できた！！楽しすぎて1時間なんかあっという間だった。
横山　由貴	普段入れない所へ多く行った一日だった。上院議員ドネリー氏にお会いできとても光栄だった。The Americaという感じのBigな人であった。国立アメリカ歴史博物館、自然史博物館はとても興味を引かれるもので溢れ、あの短時間ではみなれない物も多く、また来たい、という気持ちが掻き立てられた。夕食のドイツ料理はおいしかった。お腹が痛くて散々な一日だったが、学習面では充実した一日であった。
大日方　慶樹	自分の取材したところを選んで取材できた。おかげで体力も少し持った。最後のワシントンDC。明日は充実した一日にしよう！
赤岡　あずみ	バスから町の様子を眺めていると、とても大きな建物が多いのに、木などの植物も多いと思った。様子が全く予想とちがった。国立歴史博物館では、アメリカ国歌の元となった旗を見て感動した。写真撮影ができないのが残念だったけど、お土産店でその国旗のポストカードを買えてよかった。
木次　萌	議会議事堂は建てものの白と、芝生の緑、そして空の青さ。なんともいえない美しさだった。セキュリティの厳しさにびっくりした。ほぼ空港と同じ。厳しすぎ～～。大使も会ったことのない上院議員さんに会えるなんて、どれだけラッキーなのだろう。夜の会食も超ビッグなゲストとお話ができ、将来のことを考える良い機会でした。アメリカに来て、2日がたち、疲れがたまりはじめた。休めるときにしっかり休みたい。
宮澤　奈々	アメリカの歴史の深さに改めて驚いた一日でした。本当に深いと思います。そして知れば知るほどおもしろくなり、興味を持つようになっていく･･。ほんとにすばらしい場所につれていってもらって学べることに感謝したいです。