一般社団法人 長野県新聞販売従業員共済厚生会

取材報告

土屋 ひかり  (軽井沢中3年・軽井沢町)

「私のアメリカ滞在日記」    

 私は信濃毎日新聞社より辞令を受けた新人まめ記者土屋ひかりです。私の物語を読んで下さい。
この滞在日記は2012年3月下旬より始まり、作文、面接、初めて手にした夢の始まりです。アメリカに行くことは、私にとって夢のような話が現実になる話です。飛行機搭乗の戸惑い・機内での初めての体験・アメリカ到着。私はアメリカに到着して初めに感じた事は「不安」の一言でした。しかし、私は記者としての責任があるので、自分を活気づけ、自分の目でみたもの・感じたものすべてにメモを取り、カメラに収める事を決意しました。
DSC_0448.JPG中でも私が印象に残っている場所はオバマ選挙センターと国連本部とグラウンド・ゼロです。オバマ選挙センターでは、日本との選挙の違い、オバマ大統領に対する支持など、とても興味深い話でした。責任者のパーカー・ラムズデルさんの話で「新しい事への挑戦をすれば、思っても見なかった事が起こる」というのが心に残る一言でした。
国連本部は、ニュースとかで見たより建物はリアルにすごく、世界で国連が目指すことが八つあるのに驚きました。例えば世界の生活水準を上げる、HIVをなくすなど八つの約束事があります。現在はこの約束事が当たり前ではないのかもしれません。
DSC_0925.JPG
最終日のグラウンド・ゼロは、私にとって絶対に見逃せない場所でした。私がここへ来て印象に残っているのは、ブレンダ・バークマンさんのお話です。彼女は2001年のテロの当時、消防士でした。友人を失い、仲間を失いすごくつらい思いをしたという話を聞いて、私も悲しい気持ちになりました。しかし、彼女は今話を通じて聞く人に希望を与えています。彼女の話を聞いて信頼と憧れこの二つを持ったことを覚えています。
次に9・11メモリアルに行きました。ここは世界貿易センタービルの跡地でしたがもう次のビルが建っていてびっくりしました。アメリカの人達は前向きでかつスピーディーでびっくりしました。日本でも3・11東日本大震災がありました。まだ復興出来ないのですが少しでも早く復興できるように私もお手伝いがしたいです。
ここへ来てアメリカの人達がいつも笑顔で居られる理由がわかりました。それはポジティブな考えこそが「笑顔につながる」からです。諦めずに前を向いて何かやれば、小さい事でも大きな事につながるのです。私は海外で働き、人と人との絆を深めるような仕事がしたいと思います。今回アメリカに行ってみて、自分の心がどんどん豊かに大きくなっていきました。ますますアメリカに興味を持ち、また行ける事を心から願ってます。14歳でこのような体験が出来たことに感謝をし、一緒に行った仲間と知り合ったことも私にとって最大の喜びです。本当にありがとうございました。
P.S.最後に私の好きな言葉です。
 “Bond of friendship is forever.”
(友情の絆は永遠に…。)です。