溝口 紗彩 (才教学園中2年・岡谷市)
支援者勧誘の電話にTry!
私は、オバマ選挙センターへ取材に行き、とても貴重な体験をさせてもらいました。
まず知ったことは、アメリカの場合、投票するには、書類を提出して「有権者登録」をする必要があり、オバマ選挙センターでは今、有権者登録に力を入れているということです。なぜでしょうか。アメリカで有権者登録をしていないのが「ヒスパニック」と呼ばれている人々です。ヒスパニックには貧しい人が多く、オバマさんは、支援しようと考えています。しかし、ヒスパニックの人々は有権者登録をしていないため、オバマ選挙センターではヒスパニックの多いスーパーや住宅地などに行き、有権者登録を呼びかけ、登録数を増やしてオバマさんの支持を広げようとしているそうです。
そこで私は、実際に、電話による支援者勧誘に挑戦しました。責任者のパーカー・ラムズデルさんにやり方を教えてもらい、ほぼぶっつけ本番で、3人の方に電話をかけました。一人目は、私が「○○さんいますか?」と英語で尋ねたところ、「Sorry?」と返されてしまったので「Thankyou.」と切ってしまいました。二人目と三人目は留守番電話になってしまい、結局誰にも支持者を聞くことができませんでした。一人目の方の「Sorry?」を、私は「すみません、いません」という意味だ、と思って切りましたが、もしかしたら「すみません、もう一度お名前を言っていただけますか」という意味だったのかもしれません。
誰にも質問ができず、とても悔しかったけれど、挑戦できてよかったです。パーカーさんたちは、毎日このようなことをやっているのか、と思うと支持者を増やすことは大変だなと思いました。私が経験したみたいに、留守だったりすぐ切ってしまう人もいたりすると思います。でも、オバマさんを当選させようと頑張っているパーカーさんたちの姿に感動しました。パーカーさんたちの努力が、オバマさんの再選につながるよう願っています。