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updated 2020-04-03
今日はフィラデルフィアを出て、バスでニューヨークへ。
2時間半ほどの道中、みなさんにはおもしろかったこと、うれしかったこと、頭に来たことなどいろいろと聞いてみました。
印象に残ったこと
「笑」「大麻」「肉体美」と入れ墨した人がいた。
ホットドッグを買ったら、アメリカ人はケチャップやマスタードをどばっとかけていて、味覚障害かと思った。
頭にきたこと
「Later」と言ったつもりが、「Water?」と聞かれた。
自動販売機にお金を入れたのに商品が出てこなかった。
うれしかったこと
日本から来たと言ったら「cool!」と言われた。
みなさんいろんな体験をしてるんですね。
そうこうしているうちに、待望のニューヨークへ。
こちらに来るとがらりと街の印象が変わります。数多くの摩天楼に、トラディショナルな建物。道行く人も速足です。車も多く、ニューヨークのイエローキャブ、大型バスなどもよく目にします。やはり金融と経済とファッションの中心地ですね。オノ・ヨーコが住むダコタハウス、にぎわうタイムズスクエアなども見学しました。
昼は韓国街のレストランへ。久しぶりのご飯! 焼き肉も軟らかくて韓国料理はやはりみなさんの口に合うようです。アメリカの食事にへきえきしていたみなさんも、久しぶりににっこり~。
そして、何人かの参加者が「ここで働きたい」とあこがれる国際連合へ向かいました。こちらも厳しいセキュリティチェックを受けて中へ。少しお土産を買う時間もあり、みなさん頑張りました。このツアーはあまり買い物したりする自由時間が少ないのがネックです(笑)
日本人職員のガイドで、安全保障理事会の会議場と、国連の総会会議場へ。テレビで見た通りの場所でしたね。国連の仕組みや役割などを教えてもらいました。
今回のメンバーから、いつか国連で働く人が生まれますように!
続いて行ったのは、2001年9月11日に起きた米国同時多発テロ(こちらでは9.11とよく言われています)にかかわる場所。旧世界貿易センタービル跡地に立つトリビュート・WTCビジター・センターを訪れ、当時救出活動に携わった女性消防士を取材しました。
当時の様子を聞き、遺品や映像も見せてもらいました。「どんな人でも助ける」消防士の仕事が好きというブレンダ・バーグマンさんは、ボランティアとして当時の様子を話しています。多数の同僚消防士も亡くなり、彼女は友人やそのほかの人たちを慰霊するために話しているそうです。
取材の大事なことは、現場に行くこと、人の話を聞くことです。
話を聞いたみなさんはどんなことを感じたのかな? 書いてくれる記事が楽しみです。
隣にある「9/11 メモリアル」は、被害に遭ったビルの跡地に慰霊の碑を作った場所です。被害者の名前が石に刻まれていて、日本人の名前もありました。
9.11は、アメリカの国の根幹を揺るがした事件。これ以降、空港をはじめ、いろいろなところのセキュリティが厳しくなりました。今回の旅行でも、それを実感したはず。テロから戦争に向かったアメリカ。そういう国の在り方をどう考えていくか、帰ってからの宿題です。
これで今回の「取材」ミッションはおわり。
バッテリーパークから見た自由の女神。
対岸のジャージーシティーから見るマンハッタンの夜景。
楽しい思い出になりました。
明日はいよいよ帰国です。5日間はあっという間でしたね。