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updated 2020-04-03
アメリカ滞在2日目。朝食はバイキングで、ワッフルやスコーンにメイプルシロップ、Fat Free Milk、そしてソーセージやベーコンなどアメリカらしいご飯でしたが、朝からがっつり食べる人が多く、元気いっぱい。
午前7時15分にホテルを出て、国会議事堂へ。よくテレビや写真で見かける、ドーム形の建物です。この建物は南北戦争中もリンカーン大統領が建設続行させて完成したものだそうです。各州から選出された偉人の銅像が並びます。50州の代表が法律を作り、国を作る。多様な人種、文化が入り交じって「一つの国」をつくることに、米国がどのくらいエネルギーをそそいできたことか、そんなことを感じさせる建物でした。
次に訪れたのは自然史博物館。入り口はアフリカ象の剝製がお出迎え。ティラノザウルスの骨、巨大なイカ、3億年前の木の化石、45カラットのダイアモンド、エジプトのミイラなどいくら時間があっても見切れないほどの収蔵品が並んでいます。うーん、ここは一日費やして見たい。
お昼はシーフードレストランへ。朝ご飯をたくさん食べても、おいしそうなご飯には目がないみなさん。最後のアイスクリームまで食べて、おなかいっぱいになって午後のツアーへ向かいました。
次は国立絵画館へ。ここもすごいです。教科書に出てくる有名な画家の絵がずらり。こちらも1日では回りきれないほどの絵や彫刻がずらり。おまけに写真を撮ってもいいという、太っ腹な美術館なのです。日本で人気が高いフェルメールも、現在は3点あり、 ここで見て得した気分です。
この日のハイライト、今年でなくては行けない取材先が、再選を狙うオバマ大統領の選挙事務所です。激戦地区というバージニア州のフェアファクスにある事務所。明治大学の海野素央教授が、草の根活動に携わっている縁で取材できることになりました。
こちらのトップ、フェアファクス地区の地域マネジャーであるパーカー・ラムズデルさんが、オバマ選挙事務所で大事にしていることを説明。若い人たちに選挙登録を促すこと、電話で投票を呼び掛けること、戸別訪問を行うこと、などを具体的に話してもらいました。
そして、学生記者たちは電話調査に挑戦。ホントの選挙人名簿をもとに、電話をかけて、オバマ大統領を支持するかどうかを尋ねる、ということをしてみました。
4人が立候補して、英語でハローと呼び掛けた結果は…。 後日の記者たちの報告をお楽しみに。
4年に一度の大統領選。その現場に入ってみるという貴重な体験をした生徒たちでした。
パーカーさんの言葉。
「何か新しいことに挑戦してみよう。そうしたら思ってもみなかったことが起こるかもしれない」
みなさん、頑張ってみませんか?